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ホンダ車にPepperの心が乗る未来

ITmedia PC USER 7月21日(木)20時6分配信

 7月18日の英ARM買収から1週間もたたないうちに開幕した、7月21日の「SoftBank World 2016」。その基調講演の中で、ソフトバンクグループの孫正義社長と本田技術研究所の松本宜之社長は、ソフトバンクグループ傘下のcocoro SBが開発する「感情エンジン」を自動車へ活用するべく、共同研究を開始すると発表した。

【Pepperに「感情」はあるのか】

 孫氏は基調講演の中で、「ARMのチップはこれから全てのIoTデバイスに乗る。中でも、自動車はこれから自動運転になることで、たくさんのARMチップを載せることになるだろう」と、自動車分野での成長を見込む発言をしたが、ホンダとの協業で早速ここに力を入れてきた形だ。

 松本氏は、本田技研工業の創業者である本田宗一郎氏の発言を振り返りつつ、「人を思い、人を研究し、人を豊かにすることがホンダの企業理念。IoTという点では、VICS情報を補完するフローティングカー技術で走行中の車両から走行データを取得し、ルート案内に生かすシステムを作ってきた。モビリティ(自動車など)の各種センサーからの情報と、運転者との会話音声から運転者の感情を推定し、運転者とのコミュニケーションに生かすことで、運転や生活の質を高めたい」と述べた。

 cocoro SBが開発する感情エンジンは、ソフトバンクのロボット「Pepper」に搭載されているものだ。Pepperの置かれている状況と、体中に配置されたセンサーから、人間の脳内における神経伝達物質をエミュレートすることで、Pepperに感情を表現させることができるという。

 孫氏は、「Pepperが他のロボットと何が異なっているかと言えば、感情を持っていることだ。感情がない、生産性だけを求めた人工知能を搭載するロボットよりも、感情があり、心の温かいロボットほうがありがたい。ロボットに感情を持たせたということに、100年後の人々は感謝してくれると思っている」とロボットに感情を搭載することの重要性を訴えた。

最終更新:7月21日(木)20時6分

ITmedia PC USER

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