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都会女子が地方でほっとすること 刺激もいいけど平静な生活も

福井新聞ONLINE 7月21日(木)8時16分配信

 福井に住んでると、ほっとするなあとか、落ち着くなあって思うことがたくさんある。
 ので、今日はそんなお話です。
 刺激にあふれた毎日もいいけど、生活するにはほっこり落ち着くことが多い方がいいよね。

 ■湧き水

 福井って水が美味しいって有名ですよね。
 大野市の御清水とか若狭町の瓜割の滝とか、環境省の名水百選に選定されてるし、他にも、福井県内各地に「ふくいのおいしい水」に認定された湧き水がたくさんあって。
 福井に体験移住していた時、家のすぐ近くに湧き水があったから、飲み水は全部その湧き水でまかなってたんだけど、汲みに行くと、必ずそこで誰かに会うんだよね。
 みんな湧き水を生活に取り入れてて、車に大量のペットボトルとかタンクを積んでやって来る。
 そんな人たちとの一瞬だけの交流がなんだか楽しい。

 こんにちはって挨拶するだけなんだけど、なんかほっこりする。
 昔の井戸端会議ってこんな感じだったのかなって思いを馳せてみたり。

 蛇口をひねれば、飲み水なんて簡単に出てくる世の中だけど、それでも、そういう体験がしたくて、ついつい湧き水を汲みに行っちゃうんだよね。
 福井に新しく家を探す時に、湧き水が近くにあるのが条件!とまで言ってた人もいたし(笑)

 地元の人は、「あの湧き水飲めるの?飲んだことない」なんて言ってる人もいたけど、すっごく貴重なものだと思います。
 近くに湧き水があるって人は、ぜひ汲みに行って欲しい!
 近所付き合いとかが希薄になってきてるけど、何気ない近所の人との交流があったり、なんか、生きてるなーって実感するから。

 ■精米所

 福井に来て、一番最初に落ち着くって思った存在が、精米所。

 都会で一人暮らしをしていたら、お米はだいたいスーパーで買うし、市販のお米ってすでに精米されてるじゃん。
 でも、田舎は農家さんもたくさんいるから、玄米をもらってきて、精米所で自分で精米することも多いよね。

 高校卒業して、東京に出たとき、まっ先に思ったことが、
 精米所がない!!!!
 ってこと(笑)
 他になんか思うことあるだろって思うけど、なぜか精米所がないことがカルチャーショックですごく印象に残ってて。
 そうか、都会の人は精米なんてしないのかと…。

 その印象があまりにも強かったせいか、福井に来て真っ先に思ったことが、
 精米所がある!!!
 ってことだった。

 本当、もうちょっと別のこと考えろよって感じだけど、お家のすぐ近くにあるから、なんだかとっても安心したのを覚えてる。
 まだ福井では1回しか精米に行けていないんだけど、あの轟音の中で新鮮なお米の匂いをかぐと、ああ、田舎に来てよかったなってほっとする。

 福井の人って、福井米にすっごくこだわってるイメージがあるんだけど、(コシヒカリは新潟じゃなくて福井で生まれたんだー!って何度言われたことか…。)玄米から精米してお米を炊くと、より福井米への愛着とか、美味しさとか感じられるから、おすすめ。

 今回はここまで。
 まだまだ福井でほっこりすることがたくさんあるので、それはまた今度…(ゆるパブメンバー、しおりんこと江戸しおり)

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 福井の若者や学生、公務員、起業家、経営者、研究者などがゆるくつながり活動する一般社団法人ゆるパブリック(略称:ゆるパブ、2015年福井に設立)が、さまざまな視点から福井のまちの「パブリック」に迫ります。2016年3月まで鯖江市に「ゆるい移住」していた江戸しおりさんを中心に執筆中。

福井新聞社

最終更新:7月21日(木)8時16分

福井新聞ONLINE