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北極の氷、史上最少に 過去最高の気温原因か:NASA報告

sorae.jp 7月21日(木)11時0分配信

今年の夏が妙に熱いと感じているあなた、それは気のせいではありません。今年の1月~6月は史上最高の気温を記録しており、さらにNASAによると北極の氷が過去最少面積にまで縮小していることを観測したのです。
 
アメリカの海洋大気局によると、今年6月の気温は去年より0.02度高く過去最高記録となりました。またこれは20世紀の平均から0.9度も高くなっています。さらに昨年から今年の6月まで気温は14ヶ月間も過去最高記録を継続し続けており、その結果2016年の1月~6月の気温は過去最高となりました。

さらに、北極での氷の減少は非常に顕著なものとなっています。今年は1979年の観測以来、3月を除いて氷の面積が最小記録を継続し続けています。北極の氷は通常9月に最も小さくなるのですが、科学者は10年前に比べて13.4%近く減少するだろうと予測しています。また今年は氷が溶け出す時期も早く、グリーンランドでも同様の現象が観測されています。
 
現在NASAは氷の面積だけでなく、氷の上に発生する池についても注目しています。なぜならこの池が発生することにより海氷は光の反射能力が低下し、より氷の融解が促進されるのです。NASAはこの氷の上の池の数や大きさ、深さを調べるプロジェクト「Operation IceBridge」により、将来の北極の氷の変異の予測に役立てようとしています。
 
このように今年前半は史上最高に暑い半年となったのですが、やはりというべきか「2016年は通年で過去最も暑い年になる」との予測がNASAから提出されています。気温が上昇し北極の氷が溶ける原因は色々とありそうですが、多くの科学者は温室効果ガスの排出による「地球温暖化」が原因だと指摘しています。
 
はたして私達人類は、この地球温暖化にストップをかけることができるのでしょうか?

最終更新:7月21日(木)11時0分

sorae.jp