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ロボット世界大会でV 千葉市の中3幼なじみコンビ サッカー団体、3戦全勝

千葉日報オンライン 7月21日(木)11時16分配信

 ドイツで開かれた自作ロボットの世界大会で、いずれも千葉市花見川区に住む中学3年生の14歳、千葉司さん=県立千葉中=と馬渕陽人さん=市立幕張本郷中=が、サッカー団体戦で優勝した。物心ついた頃からの幼なじみコンビが世界一に輝いた。

 出場したのは、プログラムによる自律移動ロボットでサッカーをする14歳以下の部門。国内大会で優勝して日本代表となり、世界大会の同部門は12カ国15チームで競技。2台1チームの個人戦で5勝2敗の4位、5台で対戦する団体戦はアメリカと中国と合同チームを組み3戦全勝した。

 大会は競技の勝敗よりも、英語によるロボット研究発表や質疑応答、チームワークが評価され、総合的な学術コンテストの意味合いが強かった。団体戦で二人は、英語が苦手な中国チームを手助けし、各ロボットの特徴を生かした作戦を考えるなど中心的な役割を担った。

 千葉さんは「他の国の人と協力して優勝し、個人戦とは違ううれしさがある」と話し、馬渕さんも「しっかりコミュニケーションが取れて、うまくフォーメーションが作れて良かった」。3カ国で結束してつかんだ世界一を喜んだ。

 二人は、ポルトガルやスロバキアなどの選手とロボット談義に花を咲かせるなど、いろいろな国の人と交流できたことが一番楽しかったという。「英語が大事だと思った」と口をそろえ、東京五輪の通訳ボランティアに興味を持つようになったという。

 ロボット競技にはこれで一区切りを付ける。お互いについて、馬渕さんが「気兼ねなく話せ、言わなくても伝わる」と言えば、千葉さんは「すごく楽しくできた。最高のパートナー」。幼なじみがまた一つ、二人で同じ思い出を刻んだ。

最終更新:7月21日(木)11時16分

千葉日報オンライン