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生ハム作り体験好評 今秋からの参加者募集

佐賀新聞 7月21日(木)13時50分配信

 佐賀県太良町の田嶋畜産が昨秋から取り組む生ハムのオーナー制度「生ハム塾」が好評を得ている。時間をかけて熟成させる本場の生ハム作りを体験し、1年後に完成品を受け取る九州でも珍しい取り組みで、県内外から申し込みが相次いだ。2回目の今年は10月から来年1月にかけて仕込みをする予定で、参加者を募っている。

 生ハムは豚肉が原料で、本場の欧州などでは1年以上熟成させて製造し、チーズのような香りが特徴。そんな本場の生ハムを太良町内でも作れないかと社長の田嶋征光さん(47)が試行錯誤し、常温で熟成させる方法にたどり着いた。

 生ハム塾は、参加者が豚肉の血抜きや塩のすり込みの仕込みに携わり、同社が管理して1年後に引き渡す。昨季は50本分を予定したが、反響が大きく65本に増やした。それでも申し込みが上回り、キャンセル待ちになるほどだった。県内からが8割で、大分や長崎など九州内、遠くは東京都からの参加もあった。

 今は気温が低い時期しか仕込みができないため、同社は冷蔵熟成庫を導入して通年でできないかも模索する。田嶋さんは「佐賀でこれだけの反響があり、驚いた。体験型観光の可能性があり、九州内からもっと人を呼び寄せて活性化につなげたい」と話す。

 参加費は、原料の約10キロの骨付き豚もも肉や管理費、1年後の完成パーティー代込みで3万2400円。仕込みの講習は10月23日、11月6、13日、来年1月15、22日から選べる。問い合わせは同社、電話0954(67)0338。

最終更新:7月21日(木)13時50分

佐賀新聞