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パナソニック入ってる?狙え、ロボットのキーデバイスの座

ニュースイッチ 7月21日(木)12時10分配信

動きを高精度に制御するセンサーユニットを開発

 パナソニックは、ロボットの姿勢や位置を正確に検出できるユニット「モーションセンシングユニット」を開発した。回転運動と直進運動をセンサーで検出し、アルゴリズム内蔵プロセッサーで信号処理してロボットの動きを高精度に制御できる。2016年内にロボットメーカーなどに、1ユニット約18万円で試作品を供給する。量産開始は17年度を予定。

 回転角度と速度変化を検出する2種類のセンサーを組み合わせ、物体の傾きや動きを正確に検出できる。センサーと、独自のアルゴリズムを組み合わせたユニットで、誤差範囲を極力少なくして正確な姿勢検出と位置推定を実現した。

 本体は縦74ミリ×横49ミリ×高さ16ミリメートルと小型で、搬送ロボット(写真)や飛行ロボット、対話ロボットなど幅広いロボットに搭載できる。ロボットの使い方や特徴に合わせて、パナソニックがセンシングユニットをカスタマイズして提供し、ロボットメーカー側でかかる開発期間を2カ月程度短縮できるという。

<解説>
 パソコンのキーデバイスはMPU、スマートフォンではさらに液晶パネル(次は有機EL?)や電池が加わる。ではロボットでは?パソコンやスマホと違って物理的な動きがともなうだけに、さまざまセンサーやモーター、減速機など幅広い部品が使われる。それぞれの部品で主導権を取るだけでなく、もっともロボット産業の死命を制するデバイスが何になるかを見定めることも重要だ。

 日本電産の永守重信会長兼社長が「サービスロボット市場は、2020年以降に何兆円規模にもなる」と期待するように、キーデバイスを押さえれば、リターンはとてつもなく大きいはず。

最終更新:7月21日(木)12時10分

ニュースイッチ

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