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高岡市議会 議員報酬引き上げ判断先送り/富山

チューリップテレビ 7/21(木) 21:41配信

 高岡市議会が議員報酬の引き上げについての判断を先送りです。

 高岡市議会は、21日議会改革に関する検討委員会を開きましたが、『市民の声を聞いた上でまとめたい』として、判断を来月末まで先送りすることを決めました。

 21日開かれた高岡市議会改革検討委員会。

 21日の会議は、もともとは議員報酬を引き上げるか、あるいは据え置くか、判断する場として設定されていました。
 しかし、21日の会議で各会派から出されたのは判断することへの慎重な意見でした。

 「各議員においては各地域で幅広く市民の声を聞きたいとの意見が多数ありました。そのことからもう少し、検討の時間をいただきたい」(自民同志会・高畠市議)
 「若い人も女性もみんな出てくるためには退職金もない年金もないってことではちょっと厳しい問題があるから検討が必要だと思っています。ただ、いま昨今の情勢を見ますとしっかり、市民の意見を聞かなければいけない」(公明党・ひづめ市議)
 「市民に納得できる、市民に説明ができるだけの報酬を上げる理由が現段階では会派としても個人としても言うことが出来ないのが率直な感想であります」(市政高岡・中山市議)

 慎重姿勢に転じた背景には、富山市議会をめぐる一連の動きがありました。
 富山市議会は、先月、議員報酬を月額10万円引き上げることを決めましたが、市民から「明確な根拠が示されていない」「審議の透明性が欠けている」などの不満の声があがったのです。

 「(富山市議会の影響が)大なり小なり影響していないといったら嘘になると思います。はっきり言ってね。注目される以上は私どもも慎重にならざるをえないと」(荒木検討委員長)

 現在、議員報酬の月額が54万5000円の高岡市議会。
 これまでに最大会派・自民同志会と公明党は、「議員の成り手不足の解消」などを理由に引き上げを主張してきました。
 一方、社民党と共産党は昨今の経済状況などから引き上げ反対を表明してきました。
 最大会派・自民同志会では納涼祭などのイベント時に地域住民と交流しながら意見を聞きたいとしていますが、社民党は、そうした手法に疑問を投げかけます。
 「市民の皆さまの意見を賛成ですが、具体的にどういった形で市民の皆さまの意見を聞くのか?ただ地元に帰って、地元の人の意見を聞いて話をまとめたりという話ではいつなったらまとまるのか分からないので、具体的にどういった方策で意見を聞くのかという議論もしていただきたい」(社民党議員団)

 結局、市民からの意見を聴取する方法については、各会派に任せることになりました。
 次回委員会は来月下旬に行われる予定で、議員報酬を引き上げるかどうか判断するとももに引き上げた場合の金額も提案される予定です。

チューリップテレビ

最終更新:7/21(木) 21:41

チューリップテレビ