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全長1キロの巡礼コース 大岩山日石寺に「四国八十八カ所霊場」開創

北日本新聞 7月21日(木)22時52分配信

 参拝者に自然に触れながら先祖供養や祈願成就のお参りをしてもらおうと、上市町の大岩山日石寺(中田弘乘管長)は、同寺裏山の京ヶ峰に、大岩山四国八十八カ所霊場を開創した。開眼供養を行う30日を前に、中田管長は「修行の一環として歩き、日本古来の文化に触れてほしい」と話している。 

 参拝者の滞在時間が以前より短くなったことを受け、心を落ち着かせてゆっくりお参りしてもらおうと、高野山(和歌山)の開創1200年に合わせて計画。檀家(だんか)や県内外の信者に寄進を募り、1年半前から開創に向け準備を進めてきた。 

 霊場には四国の本尊に顔立ちや持ち物が似通った、阿弥陀如来や釈迦(しゃか)如来の仏様88体が祭られている。

 四国八十八カ所霊場にちなんで、発心の道場、修行の道場、菩(ぼ)提(だい)の道場、涅(ね)槃(はん)の道場の四つのエリアに分け、全長約1キロの歩道を整備した。

 巡礼用のかさや金剛杖の貸し出しも行うことにしている。中田管長は「御本尊を一体一体見て回り、四国へと足を運ぶきっかけにもなってほしい」と期待を込める。

北日本新聞社

最終更新:7月21日(木)22時52分

北日本新聞