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「水の国、わかやま。」キャンペーンスタート

紀伊民報 7月21日(木)16時45分配信

 和歌山県内の清らかな水にまつわる資源や水辺の魅力を紹介する県のキャンペーン「水の国、わかやま。」が21日から始まった。県観光連盟では20日から1泊2日の日程で、プレスツアーを紀南地方で開催して早速PR。最初に訪れた田辺市の百間山渓谷(大塔地域)では、清流が流れ、滝が連なる渓谷美を参加者が楽しんだ。

 キャンペーンは、県内の絶景地や食、体験・遊びなどの観光素材について「水」を切り口にあらためて魅力付けをし、主要な観光地から少し離れた所にも目を向けてもらいたいと企画した。

 プレスツアーには東海地方以西の出版社や新聞社などから12人が参加。熊野百間渓谷自然学校(田辺市鮎川)の伊藤幸子学校長(68)の案内で百間山渓谷を散策した。

 伊藤学校長は「深い谷間に冷たい水が流れているので、通り抜ける風も涼しい。渓谷では岩に付いた緑のコケが魅力」と「梅太郎渕」や「雨乞いの滝」などを紹介しながら「犬落の滝」までのコースを往復約3時間かけて案内した。

 名古屋市にある出版社で女性誌を編集している左古あやのさん(43)は「取材で和歌山に来たことはあるが、この場所は初めて。屋久島のようで神秘的。見どころがたくさんあり、アドベンチャー気分が楽しめそうな場所としてお薦めしたい」と話した。

 一行は白浜温泉(白浜町)に宿泊した後、21日には「水辺の奇岩の絶景」をテーマに橋杭岩(串本町)や滝の拝(古座川町)などを巡り、那智勝浦町や新宮市では清水を使った商品を作っている事業所も訪ねた。

 県観光連盟専務理事の山西毅治・県観光局長は「まだまだ知られていない和歌山の魅力を発信したい。内外のメディアに県の情報を発信してもらうことを一番重要視しており、プレスツアーの参加者にも期待したい」と話した。

 キャンペーンの期間は来年12月末まで。見どころを紹介したガイドブックを各地の道の駅や高速道路のサービスエリアに置いたり、雑誌とタイアップしてPRしたりする。さらに9月には東京と大阪で写真家、内山りゅうさん(白浜町)の写真展を開くことも計画している。

最終更新:7月21日(木)16時45分

紀伊民報