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【香港】深センGDPが今年2兆元突破、香港超えも

NNA 7月22日(金)8時30分配信

 深セン市の域内総生産(GDP)が今年2兆人民元(約32兆1,140億円)の大台を超え、香港を追い抜く可能性が出てきた。深センと香港の昨年のGDPの差は現在の人民元換算で3,140億元にまで縮まっており、深センが逆転することもあり得る。21日付香港紙文匯報が伝えた。
 深センの許勤市長はこのほど開かれたフォーラムで、同市の上半期(1~6月)のGDP成長率が前年同期比8.6%に達したとの見通しを示した。深センは今年のGDP成長率目標を前年比8~8.5%に設定しているが、下半期(7~12月)は輸出がピークを迎えることからGDPを押し上げ、通年で2兆元の大台を突破する可能性は十分にあるとみられている。
 一方、香港政府は今年の実質GDP成長率予測を前年比1~2%に設定し、予測値に基づく今年のGDPは2兆4,240億~2兆4,480億HKドル(約33兆4,830億~33兆8,150億円)となる見通し。人民元換算では2兆840億~2兆1,050億元となる。
 香港智谷研究院の梁海明首席エコノミストは、「深センのGDPが香港を追い抜くのは自然な流れだ」とコメント。深センのハイテク技術が香港を上回っていることなどを理由に挙げた上で、「香港は新たな原動力を見いだせていない」と指摘した。
 一方、中国(深セン)総合開発研究院旅行・不動産研究センターの宋丁主任は、深センのGDPが香港を追い抜く要因の一つに、ハイテク技術を持つ製造業や金融サービスなどが集積する深センの健全な経済構造があると分析している。

最終更新:7月22日(金)8時30分

NNA

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