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ポケモンGOはキケン?社会派オリバー・ストーンが猛批判!【コミコン2016】

シネマトゥデイ 7月22日(金)8時58分配信

 現地時間21日、映画監督のオリバー・ストーンが米サンディエゴで開催中のコミコン・インターナショナル(以下、コミコン)内で行われた、監督最新作『スノーデン(原題) / Snowden』のパネルディスカッションに出席、人気ゲーム「Pokemon GO」が世界中で巻き起こしている社会現象について、持論を展開した。

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 『スノーデン(原題)』はアメリカのNSA(国家安全保障局)による違法な国民監視の実態を暴いて話題を呼んだ、エドワード・スノーデンを描いた長編作品。パネルには、今回がコミコンデビューとなったストーン監督をはじめ、スノーデン役のジョセフ・ゴードン=レヴィット、シャイリーン・ウッドリー、ザッカリー・クイントが出席した。

 緊迫感あふれる予告編が初公開されて客席が沸く中、Q&Aで一人の観客が、「Pokemon GO」にセキュリティー上の懸念はあるかと出席者に質問。作品と人気ゲームを絡めた問いに客席から笑いが上がる中、社会派の巨匠はそれだけではすまさず、「笑い事ではないね」と真剣な表情を見せる。

 同ゲームが巻き起こしている現象についてストーン監督は、「新たなレベルにおける侵略だ」と述べると、「こういった組織は、膨大なデータの掘り起こし……君たちの買い物傾向や嗜好を得るために膨大な投資をしている」と持論を展開。結果として、人々の行動が操作される可能性があると指摘すると、「それを全体主義というんだ」と語った。

 映画について、テクノロジーと監視が人々に与える影響を描いた作品だというストーン監督は、メジャー系の映画スタジオからことごとく企画がはじかれたことも告白。「『脚本もいい、キャストもいい、製作規模も問題ない』と言うくせにね。NSAが圧力をかけたとは思わないよ。いわゆる自主規制というものさ」と骨太な社会派としての一面をのぞかせた。(編集部・入倉功一)

最終更新:7月22日(金)8時58分

シネマトゥデイ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。