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【大相撲】白鵬3敗 右足の親指負傷は深刻か

東スポWeb 7月22日(金)11時18分配信

 最強横綱に“異変”だ。大相撲名古屋場所12日目(21日、愛知県体育館)、横綱白鵬(31=宮城野)が大関カド番の照ノ富士(24=伊勢ヶ浜)に一方的に寄り切られて3敗に後退。V38に“黄信号”が点灯すると同時に、今場所の目標に掲げていた通算1000勝達成の望みが完全に絶たれた。

 9日目に右足親指を負傷。それ以降の動きは明らかに精彩を欠いている。取組後は「右足を引いたときに(親指が)ピリッときた」と短く答えた。日本相撲協会の八角理事長(53=元横綱北勝海)は「ケガの影響? あの立ち合いを見るとね。踏み込みがいつもと違う」と指摘した。

 白鵬にとって、負けるはずがない相手だった。両ヒザにケガを抱える照ノ富士は、場所直前に1回、場所に入ってからも2回、ヒザにたまった水を抜くなど万全からは程遠い状態。この日の朝稽古後も照ノ富士は「2週間で3回も水を抜いた。体もそうだけど“心のケガ”も治したい。前に比べて気合が入らなくなっちゃった」などと、弱気な言葉を連発していた。

 そんな相手に一方的な完敗を喫した白鵬に「最強横綱」の面影は皆無。それほど患部の状態が深刻ということなのか。もちろん、まだ横綱日馬富士(32=伊勢ヶ浜)と大関稀勢の里(30=田子ノ浦)の2敗勢とも直接対決を残しており「自力V」の可能性はあるが…。ここから巻き返す力は残っているか。

最終更新:7月22日(金)11時18分

東スポWeb