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AKiの初ワンマンツアー『HEADZ UP&DO IT!』ファイナルをレポート

M-ON!Press(エムオンプレス) 7月22日(金)16時8分配信

5月1日~7月18日にかけて「Tour 2016『HEADZ UP & DO IT!』」と銘打った全国ツアーを行ったAKi。全21公演という長いツアーとなったが、AKiは年始から春先の間はMUCCと共に『DOUBLE HEADLINE TOUR 2016「M.A.D」』を開催し、18本のライブを行っている。

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つまり、彼は今年に入ってから39回ステージに立ったというわけだ。

ライブはアーティストが最も鍛えられる場なだけに、ツアーファイナルは観応えのあるものになるに違いないと思っていたところ、AKiは期待を裏切ることのない充実したライブを見せてくれた。

Zepp DiverCity TOKYOを埋めたオーディンエンスが大歓声をあげるなか、ライブは煌びやかな「HEADZ UP」で幕を開け、続けて「Fahrenheit」や「Be Free」といったパワフル&メロディアスなナンバーが演奏された。膝の辺りにベースを構えて抑揚を効かせたボーカルを聴かせつつ、歌の合間に激しいステージングを見せるAKi。そんな彼を軸に、ホットなパフォーマンスを展開しながらタイトなサウンドを紡いでいくメンバーたち。『DOUBLE HEADLINE TOUR 2016「M.A.D」』のファイナルライブからさらに華やかさや力強さを増したステージを見て、彼らが今回のツアーを経て、より強固なチームになったことを感じた。

「Zepp! 待ちくたびれたぜ。今日でファイナル。ついに、この日が来たよ。準備は良いかい? 全部吐き出してくれよ! ロックンロールしようぜ!」というAKiの熱いMCが入ったあとは、エモーショナルな「FAIRY DUST」や、抒情的な導入部からヘヴィ&サイバーなパートに移行する特異性が光る「In Vain」、どこかオリエンタルな雰囲気が漂うインストの「SESSION(Arrange ver.)」などをプレイ。AKiが書く曲はいい曲ばかりだなと改めて思ったし、幅広さを見せたうえで、それぞれの楽曲の世界観をしっかりとステージ上に構築して見せることにも圧倒された。

その後は、翳りを帯びた「Day1」と、シンフォニックなサウンドと力強く歌い上げるAKiのボーカルをフィーチャーしたスローチューンの「pray」を披露。ただ単に明るく騒ぐだけのライブとは異なり、しっとりとした曲をじっくり聴かせるのもさすがといえる。また、今回のライブはAKiの表情豊かなボーカルが大きな聴きどころになっていたが、この2曲の歌を聴いて、彼がシンガーとしてさらなるスキルアップを果たしたことを誰もが実感したに違いない。

ライブ後半ではMUCCのミヤを交えた編成で、ゴシック感を湛えたヘヴィチューンの「ジウ」や、ファンキーな「libido」、スモーキーな味わいがカッコいい「FREAK SHOW」などをパワフルに演奏。メンバーたちが笑顔を交わし合いながら激しいパフォーマンスを織りなす様子は観応えがあるし、勢いと安定感を兼ね備えたサウンドは心地好さに満ちている。オーディンエスのボルテージもさらに高まり、ステージと客席の双方が放出するエネルギーが混ざり合うなか、AKiは本編のラストチューンとして「ミッドナイト/狂騒/DARLING:」をプレイ。曲中で行ったコール&レスポンスも奏功して、場内はロングツアーのファイナルにふさわしい熱狂的な盛り上がりを見せた。

今回のライブで、歌唱力を筆頭に、ライブ運びや魅せ方、楽曲の表現力、チームとしてのケミストリーなど、あらゆる面にいっそうの磨きが掛かったことを見せつけたAKi。ギミックなどに頼ることなく純粋に音楽で勝負するライブでオーディンエスを満足させたのはさすがだし、荒々しいロック感と華やかさを併せ持ったAKiという個性の魅力も再確認できた。今回のツアーで彼が多くのものを得たことは間違いないだけに、それが、今後の活動にどういう形でフィードバックされるのか大いに期待したいと思う。

PHOTO BY 西槙太一
TEXT BY 村上孝之

<セットリスト>
1. HEADZ UP
2. Fahrenheit
3. Be Free
4. FAIRY DUST
5. In Vain
6. SESSION(Arrange ver.)
7. Wait for You
8. Day 1
9. pray
10.ジウ
11.libido
12.FREAK SHOW
13.Brave New World
14.ミッドナイト/狂騒/DARLING:

-アンコール-
EN1.Fx$k the WORLD!
EN2.tonight.
EN3.Path of Light
EN4.Sing it Loud
EN5.The Inside War
-ダブルアンコール-
EN1.ミッドナイト/狂騒/DARLING:

AKi OFFICIAL WEBSITE
http://www.dangercrue.com/AKi/index.php

最終更新:7月22日(金)16時8分

M-ON!Press(エムオンプレス)

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。