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中島村に多目的児童館が来春開所

福島民報 7月22日(金)10時32分配信

 福島県中島村は人口減少対策の一環で来年4月の開所を目指し、子どもの学習支援や世代間交流の拠点となる多目的な児童館(仮称)建設を進めている。学習支援は小中学生、世代間交流は幼児から高校生までが対象で、学童保育を含めた3本柱の施設として村が運営する。
 現在の村の人口は約5200人だが、村の推計では44年後の2060年には3千人ほどに減る可能性がある。子育て環境を整え、定住を促進するために児童館を新築する。
 村生涯学習センター輝ら里前にある広さ約2400平方メートルの村有地に約3億6千万円を投じて建設する。木造平屋で延べ床面積は750平方メートル。
 学習支援は土曜日や学校の夏休み、冬休みに合わせて実施する。教職員経験者や塾講師に指導を依頼する予定で、受講料は無料とする方針。
 世代間交流は子どもたちに社会性を身に付けさせる狙いがある。さまざまなイベントを企画し、行事を通して友情を育んでもらう。
 村は現在、村農村環境改善センターを間借りして学童保育の会場としている。利用者は定員の80人に達して手狭だったため、児童館に移転する。児童館の学童保育用の部屋は3部屋あり、最大で120人を受け入れることができる。
 村は首都圏の移住希望者向け民泊・農業体験ツアー実施も検討。1900万円の事業費を地方創生加速化交付金として内閣府に申請している。交付が決まり次第、ツアーの準備に入り、村外の子育て世代に村の魅力を発信して移住を促す。

福島民報社

最終更新:7月22日(金)10時38分

福島民報