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<小日向文世>“怖すぎる秀吉”生んだ「三つの意識」 大河「真田丸」でハマり役

まんたんウェブ 7月23日(土)10時0分配信

 俳優の堺雅人さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」に、“天下人”豊臣秀吉役で出演している俳優の小日向文世さん。その演技は「ハマり役」「目が笑っていない」「怖すぎる」などの声が上がり、注目を集めてきた。クランクアップを迎えた小日向さんに、「真田丸」の秀吉像をどのように作り上げていったのか、振り返ってもらった。

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 「真田丸」は、真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・真田信繁が主人公で、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけている。

 ◇喜怒哀楽が激しい秀吉役「役者冥利に尽きる」

 秀吉を演じて、小日向さんは「率直に言って楽しかった。やっぱり三谷さんがイメージして書いてくださったってこともあるんですけど、喜怒哀楽がハッキリしていて、ストレスがなかった。役者は両極の感情を行ったり来たりするのが醍醐味(だいごみ)ですからね。そういう意味では役者冥利に尽きますよね」と笑う。

 三谷さんからは事前に「今までにない秀吉をやってもらいます」と言われたといい、小日向さんは「子供のような無邪気さ」と「恐ろしいくらいの嫉妬(しっと)心」、そして「政治が絡んだ時の冷静さ」の三つを意識して演技に臨んだ。本格登場の第15回「秀吉」では、信繁を連れ出して遊郭で無邪気に遊んだかと思えば、側室になる前の茶々(竹内結子さん)とカルタに興じながら、茶々が親しげに視線を交わした秀吉お付きの馬廻衆・権三を嫉妬してにらみつける。そして全国の米の収穫量である石高を明確にする検地の方法を秀次(新納慎也さん)や信繁らと冷静に語るといった振り幅の大きな演技を見せた。小日向さんは「こんなにも大河ドラマではしゃいじゃっていいのかって不安だった」というが、三谷さんから「イメージ通り」とのお墨付きをもらい、「一安心した」と振り返る。

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最終更新:7月23日(土)10時0分

まんたんウェブ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。