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夜の本気ダンス、盤石のアンサンブルと新旧の楽曲で魅せたリキッド単独公演

音楽ナタリー 7月22日(金)20時29分配信

夜の本気ダンスが7月15日に初のワンマンツアー「WONDERFUL! DANCEABLE! ENSEMBLE!」の東京・LIQUIDROOM公演を開催した。

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このライブは彼らが3月にリリースしたメジャー1stアルバム「DANCEABLE」のレコ発を記念したツアーの最終公演として行われたもの。バンドは最新アルバム収録曲はもちろん、2011年にライブ会場限定で発売され、現在は販売終了となっているシングル「戦争」収録曲の「夜に本気ダンス」など、新旧さまざまな楽曲を届けてファンを喜ばせた。

場内にSE「ロシアのビッグマフ」が流れると観客から大歓声が。幕が開くと、そこには同曲を演奏するメンバーの姿が現れ、オーディエンスのテンションは急上昇する。米田貴紀(Vo, G)の「踊れますか東京ー!?」という投げかけから、4人は「Crazy Dancer」を投下し、盤石のアンサンブルで観客を惹きつけていった。MCで鈴鹿秋斗(Dr)は「今日は友達のTHE ORAL CIGARETTES、[Alexandros]、グッドモーニングアメリカのボーカルが観に来て……いないんですけど」と観客の笑いを誘ったのち、「でも今日はあなたたちが主役ですよ! 来てくれてありがとうございます! 最後まで踊って帰ってください!」と感謝を伝えた。

「By My Side」ではマイケル(B)がループするベースラインで観客のテンションを高め、米田が「東京の皆さん、僕と愛でつながりませんか?」と問いかけた「LOVE CONNECTION」では彼のファンキーな歌声が場内に響く。米田はジャンプして楽曲を楽しんでいたファンに向けて「その調子でロックンロールでも踊りましょう!」と鈴鹿とマイケルによる小気味よいアンサンブルが印象的なロックンロールナンバー「Dookie Man」を歌い上げた。

「4曲連続でいきますよ! いけますか皆さん?」と声を上げた米田は、「fuckin' so tired」で締めていたネクタイを外して投げ捨て、ファンの歓声を浴びる。バンドは息つく暇もなく「Only Nineteen」「B!tch」「You gotta move」とアップチューンを連投してオーディエンスを狂喜乱舞させ、続くブロックでは「Logical heart」「You & I」「Dance in the rain」といったミディアムチューンで場内の空気をガラッと変えてファンを魅了した。その後鈴鹿が「お客さんの声が聞きたい」と述べ、なぜかORANGE RANGE「ロコローション」のドラムを叩いてファンを合唱させると、会場には和やかなムードが漂った。

バンドは疾走感のあるポップチューン「Show down」、町田建人(G)の躍動感のあるギターサウンドに乗せ、米田が畳みかけるように言葉を紡いだ「夜に本気ダンス」、鈴鹿の豪快なドラミングとマイケルのヘビーなベースサウンドが響いた「Feel so good」といったナンバーでライブ後半を駆け抜けていく。米田が「愛してるぜ東京ー!」と投げキッスしたのち、本編最後に披露されたのは「戦争」。赤いライトに照らされる中、バンドは白熱したライブパフォーマンスでフロアに激しいモッシュを起こした。

アンコールで米田は「アンコールをいただいたということは、皆さんまだ踊り足りてないということでよろしいでしょうか?」と観客を煽る。1曲目「for young」の曲中にマイケルが「まいど!」「おおきに!」と観客と掛け合う“まいど&レスポンス”で場内の温度を上昇させていくと、続くキラーチューン「WHERE?」ではフロアに大きなサークルが出現した。この日ダブルアンコールにも応えた4人は、ライブの最後に「Fun Fun Fun」をドロップ。爽快なサウンドにあわせて観客は手を挙げ、ハッピーな空気感が会場を満たしていた。

夜の本気ダンス「WONDERFUL! DANCEABLE! ENSEMBLE!」2016年7月15日 LIQUIDROOM セットリスト
01. ロシアのビッグマフ02. Crazy Dancer03. Oh yeah04. By My Side05. LOVE CONNECTION06. Dookie Man07. fuckin' so tired08. Only Nineteen09. B!tch10. You gotta move11. Logical heart12. You & I13. Dance in the rain14. Show down15. Only Seventeen16. 夜に本気ダンス17. Feel so good18. escape with you19. 戦争<アンコール>20. for young21. WHERE?<ダブルアンコール>22. Fun Fun Fun

最終更新:7月22日(金)20時29分

音楽ナタリー

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。