ここから本文です

株式投資の“情報格差”はIRイベントで埋められる

投信1 7/22(金) 16:10配信

この記事の読みどころ

 ・ 株式投資(特に個別銘柄投資)をする際、活字情報のほか、企業の当事者から直接話を聞いて得られる生の情報は貴重です。
 ・ 個人投資家であっても、証券取引所や金融メディアが主催するIRイベントでは、企業の担当者と直接話をする機会があります。これを投資の意思決定に役立てない理由はありません。
 ・ 先日行われた名証EXPOに参加して実際にブース巡りをしてきた経験をもとに、アナリスト視線に基づいた、投資判断に役立つ情報の引き出し方の例をいくつかご紹介いたします。

投資には情報収集が大切

資産運用の意思決定のためには、情報収集が必要なのは言うまでもありません。投資スタイルによっても異なりますが、株式投資、特に個別銘柄へ投資をするのであれば、投資対象となる企業のことを良く知る必要があります。

投資しようとしている企業がどのような事業をしているのか、何を強みとしているのか、今後どう展開していこうとしているのか、などの情報は、いわゆるファンダメンタルズ投資で臨む場合、特に重要です。

では、企業の情報を集めるには、どうすれば良いでしょうか。企業のウェブサイトを見る、有価証券報告書などの決算資料を調べる、新聞や雑誌で関連する記事を読む、などいろいろあります。たいていの場合、これらの情報をもとに投資対象を見つけたり、投資企業の状況を確かめたりしているかと思います。

こうした情報はどれも有益ではありますが、活字情報である分、生の情報とは言いづらいかもしれません。

個人投資家でも会社関係者から直接話を聞く機会がある

生の情報と言えば、何と言っても当事者から直接聞く話が一番です。仮に同じ内容だとしても、単に文字で読む情報と、人から聞く情報では、伝わり方や理解の深まり方において大きな差がありますし、こちらが聞きたいことを集中的に聞くこともできます。

問題は、投資対象企業の当事者から直接話を聞く機会をどう得るかということです。

アナリストやファンドマネージャーという、いわゆるプロとして投資関係の仕事している人たち(以下、職業投資家と呼びます)であれば、「話を聞かせてほしい」と希望すれば、経営陣とのミーティングの機会を得ることが可能です。

また、企業が決算公表時に実施する決算説明会も、機関投資家やアナリスト限定のものがほとんどです(最近は説明会資料をウェブサイトに掲載する企業は増えてきました)。

こう考えると、企業の当事者から直接話を聞く機会という点では、個人投資家よりも職業投資家の方が恵まれていると言えます。

それでも、個人投資家にもまったく機会がないわけではありません。その1つが、今回ご紹介する、証券取引所や金融メディアが主催するIRイベントです。職業投資家との情報格差を埋めるという意味でも、これを活用しない手はありません。

1/2ページ

最終更新:7/22(金) 16:10

投信1