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<マリン命名権>途中解除条項なし QVC、9月めどの意向 千葉市困惑「10年と提案してきたのは…」

千葉日報オンライン 7/22(金) 9:45配信

 「QVCジャパン」の千葉マリンスタジアム命名権(ネーミングライツ)解除申し入れで、同社と千葉市、千葉ロッテマリーンズの3者間で締結された契約に途中解除に関する条項はなく、協議が必要になっていることが21日分かった。

 QVC社の担当者は、解除申し入れの理由を「10年かかると考えていた企業認知度の向上や地域コミュニティーとの関係性強化が6年でできたため」と話し、9月をめどに契約解除の意向を示している。契約が解除された場合、来シーズンから「QVCマリンフィールド」という名称は使用されなくなる。

 市公園管理課によると、同社との契約期間は2011年3月1日~20年11月30日の約10年間で、現在6年目。同社が毎年、スタジアム所有者の市と指定管理者の千葉ロッテマリーンズに1億3750万円ずつ払う契約だが、契約に途中解除に関する条項はなく、3者で協議が必要になった。

 同課は「10年間と提案してきたのはQVCジャパンなので、契約期間が切れるまでやってほしいというのが本音」と想定外の事態に困惑。一方で契約解除に備え、新たな命名権スポンサー企業を募集する準備を進める。

 千葉ロッテの山室晋也球団社長は「QVCマリンフィールドという名称が広く愛され定着している中で、契約満了を前に契約終了の申し入れがあったことはとても残念です。ただ、ネーミングライツスポンサー企業として、多大なバックアップをしていただいていることへの感謝の気持ちは変わりません」とのコメントを発表した。

 市の命名権制度は05年度に始まった。これまで、契約途中で解除を申し入れた事業者はいなかった。

最終更新:7/22(金) 10:20

千葉日報オンライン