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千葉工大、流星撮影に成功 ISS設置のカメラ 「メテオ」

千葉日報オンライン 7/22(金) 10:26配信

 千葉工業大学(千葉県習志野市)惑星探査研究センターは21日、国際宇宙ステーション(ISS)に設置した超高感度カメラで、流星の撮影に成功したと発表した。今後約2年間、流星群を撮影する予定。宇宙から流星を観測する世界初のプロジェクト「メテオ」の試みが本格化する。

 これまで2度のロケット打ち上げ失敗により、カメラ搬送ができなかったが、3度目の3月に成功し、ISS内の窓に設置。今月7日から遠隔操作で観測、26個の流星を確認し撮影に成功した。動画サイト「ユーチューブ」で公開している。今後は、26~30日にみずがめ座デルタ流星群、8月10~15日にペルセウス座流星群など年間10~12の主要流星群を中心に観測していく。

 ISSからの流星観測は、天候や大気の影響を受けないなどのメリットがある。映像から、流星のちりの頻度や質量、化学組成を解析し、母体の彗星(すいせい)や小惑星の正体に迫ることが期待されている。

 記者会見した同センターの荒井朋子上席研究員(45)は「ようやく観測ができてほっとしている。流星群の時期には多くの流星を観測できるのでは」と話し、プロジェクトに期待を込めた。

最終更新:7/22(金) 10:26

千葉日報オンライン