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キムタクが男色の剣士に!?「キャスト変更になった」名作3選

dmenu映画 7/22(金) 21:00配信

さまざまな思惑が渦巻き、利害が絡み合う映画業界。一度は決まりかけていた配役が直前になって変更……なんてアクシデントも、過去に多々ありました。 ポシャった理由は、例えば、俳優と監督の不仲、製作者側の急な方向転換、単にオファーを断られたなど、実に多彩。中には、後の商業的成功から「出ておいた方が良かったのでは?」と思われる、当該俳優にとっては痛恨事といえる明らかな選択ミスも。ここでは、そんな大ヒット映画・歴史的名作へのオファーがありながら、諸事情で出演できなかった俳優たちを紹介していきます!

1:『影武者』(1980年公開・日本) 勝新太郎⇒仲代達矢

勝新太郎の名を世界に知らしめる最大のチャンスは、おそらく、世界のクロサワとタッグを組みかけたこの時でした。後の実績で言うと、『影武者』は、カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。さらには、当時の日本映画における歴代最高となる、27億円超の興行収入を達成。
まさに、記録ずくめの大作となったわけですが、残念ながら、劇中に勝新の姿はなく、主役・武田信玄とその影武者の一人二役を演じたのは、仲代達矢でした。

この交代劇の裏には、黒澤と勝の不仲がありました。リハーサルに顔を出さない、やっと来たと思ったらセリフを自分流にアレンジするなど、わがまま放題に振る舞う勝に、完璧主義者の黒澤の鬱憤は貯まっていきます。
決定的だったのが、勝が現場にカメラを持参し、「自分の演技を確認したい」と勝手に撮影しようとした一件。これに堪忍袋の緒が切れた黒澤は「余計なことをするんじゃない」と一喝。これに怒った勝が現場から帰ってしまうという一幕があったため、あえなく勝は降板となったのです。
なお、勝は『影武者』に相当未練があったのか、何度も復帰できないかと周囲に相談していたとのこと。まさに、デニス・ホッパーと並ぶ「破滅型俳優」らしい、救いようのないエピソードといえるでしょう。

2:『スター・ウォーズ』(1977年公開・アメリカ) 三船敏郎⇒アレック・ギネス

そのクロサワ映画に欠かせない存在として、名を馳せたのがご存知、三船敏郎です。『羅生門』『七人の侍』『用心棒』『赤ひげ』などでの名演により、彼には年間、とてつもない数の海外からの出演依頼が届いていたといいます。しかし、「日本での撮影を優先したいから」という理由で、一切を拒否。その舞い込んだオファーの一つが、ジョージ・ルーカス監督のスペースオペラ『スター・ウォーズ 新たなる希望』からの、後にアレック・ギネスが演じることとなるオビ=ワン・ケノービ役としての出演依頼でした。
今でこそ、SF映画の金字塔として名高い本作ですが、公開前の当時は、ルーカスもまだ無名に近い状態でしたし、海のものとも山のものとも付きません。「子供向けの映画だろう」と断ったら、結果的に大ヒット。さらに彼は、再度届いた『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』のオファーも一蹴してしまいます。ダース・ベイダー役にぜひとのお声がかかったのに……。

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最終更新:7/22(金) 21:00

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