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古河機械金属、フィリピン拠点が本稼働。コイル加工、来春月産150万個へ

鉄鋼新聞 7/22(金) 6:02配信

 古河機械金属(社長・宮川尚久氏)は21日、グループの中核事業会社である古河電子が、フィリピンの加工子会社「FD・Coil・Philippines(FDCP)」でコイル製品の本格量産を7月から開始したと発表した。投資額は約1億円。車載向け電子制御ユニット(ECU)に使われるフィルタコイルの加工能力を年末には月産80万個、来年3月ごろには同150万個まで引き上げる。コイル事業での直接投資先としては初の海外生産拠点で、委託加工を行う中国、台湾と合わせた加工能力は現状の2倍程度となる見込み。

 古河電子は、1988年からコイル事業を開始し、日本、中国、台湾でコイル事業を展開してきた。日本では主に開発や品質検査を手掛け、中国と台湾で委託加工を行ってきたが、近年の中国での人件費上昇や販売量の増加による生産能力不足などから採算が大幅に悪化したため、カントリーリスクの対応と採算改善を目的として14年9月にFDCP社を設立。同国での各種許認可の取得が完了し、コイル製品の販売先である顧客の承認も6月に得たことから本格量産が可能となった。
 コイル製品は、電気自動車の充電器や電動パワステ、エンジンコントロールユニットなどに多数使用されており、近年の自動車の電子制御化に伴う需要増加により、販売量が増加している。

最終更新:7/22(金) 6:02

鉄鋼新聞

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