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龍谷6-4鹿島 龍谷、逆転2年連続 鹿島、先行生かせず 高校野球佐賀大会・準々決勝

佐賀新聞 7月22日(金)12時32分配信

 龍谷が中盤に攻勢をかけ、鹿島に逆転勝ちした。

 龍谷は4点を追う四回、8番田中優の2点適時打などで3点を返し、五回に5番大坪の左前打で同点に。さらに六回1死一、二塁で4番矢野が右前打を放ち逆転すると、八回にも1点を挙げリードを広げた。投げては、三回途中から救援した池田智が8安打されながらも1失点に切り抜けた。

 鹿島は四回まで先行したが、追い付かれた後は好機を生かせず、追加点を奪えなかった。

▽準々決勝(みどりの森県営球場)
鹿島111 100 000 4
龍谷000 311 01× 6

▽三塁打 石橋(龍)
▽二塁打 柳内(龍)

鹿島・平方主将、強振貫く

 1点を追う鹿島の八回表。2死から3年生の山下祐真、峰力哉がつないだ後、大坪慎一監督に「3年分の思いを込めておいで」と送り出された3番平方壱生希は、1-2からの4球目を豪快に振り抜いた。結果は三振。だが監督は「振ってくれてよかった」とねぎらった。

 平方は、県外の強豪の誘いを受けながら「長打力とスイングスピードの速さ」を買う大坪監督の熱意に押され、鹿島に進学した。「甲子園で勝とう」という監督の思いを胸に1年夏からベンチ入り。主将として臨んだ今大会は、厳しいマークにあいながらも初戦で先制の3点本塁打を放つなど打線をけん引した。

 9年ぶりの4強をかけたこの試合。平方は無安打だったが、チームは序盤、昨夏王者の龍谷をリード。力を上げたことを示した。

 「春までは勝てずにどん底だった。この1カ月は本当に楽しかった」と大坪監督。平方は「これだけ戦えるチームになった。この勢いのまま登っていってほしい」。こみ上げる涙を最後までこらえた。(小部亮介)

鹿島・坂口蒼のコメント

 (主戦として救援も勝利に導けず) 試合の反省よりも、1分、1秒でも長くこのメンバーで戦いたかった。

最終更新:7月22日(金)12時32分

佐賀新聞