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ドローン一休み。Amazonが「街灯」をドローン充電スポットにする特許取得

sorae.jp 7月22日(金)14時43分配信

軽くて細かな動作なドローンは逆説的に、バッテリーの持続時間が短いという問題があります。つまり、長時間/長距離の移動が難しいのです。しかし配達業務などでは遠方までドローンが飛ぶ必要がある…そんな矛盾を解決すべく、Amazonは「街灯をドローンの充電スポットにする特許」を取得しました。
 
この特許では街灯を中央でコントロールするネットワークとして捉え、ドローンはその上に着陸し充電を行うことができます。またドローンが着陸できるのは街灯だけでなく、電波塔やオフィスのビル、あるいは教会の上なども想定されています。

ドローンが街灯に着陸するイメージはこんな感じ。充電ステーションには複数のドローンが着陸することが可能で、充電を終えたドローンは中央センターからの指示を待ったり、あるいはさらに遠くに旅立つことができます。
 
さらに、中央センターでは気候情報を利用してドローンの飛行経路を大胆に変更することも可能です。例えば強風が吹いている地域の飛行を避け、迂回ルートを利用する…という判断ができます。また荷物の重さやドローンの混雑具合、配送の緊急度に応じてドローンの飛行ルートを変更することも想定されています。

Amazonはすでにドローンによる配送システム「Prime Air」を発表しており、30分以内の荷物の配送プランを表明しています。さらに同社は日本でのサービス開始も表明しており、幕張の国家戦略特区にて実証実験を行っています。
 
また同社はPrime Airのドローンがどのように荷物を運送するのかの動画も公開しています。その説明によれば、Amazonのドローンは2.2kg未満の荷物を16km離れた場所まで届けることが可能です。これと街灯などの充電技術を組み合わせれば、おそらく都市部では全域でサービスを展開できそうです。
 
今回の特許はあくまで構想上のもので、実際にAmazonが街灯をドローンの充電スポットとして利用するのかは不明です。しかしもしドローンが小鳥のように街灯の上でプロペラを休ませていたら、それはそれで可愛らしいですね!

最終更新:7月22日(金)14時43分

sorae.jp