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塾講師×公立小中校、川島で学力向上へ連携 保護者「やる気出た」

埼玉新聞 7月22日(金)10時30分配信

 埼玉県の川島町教育委員会は、小中学生の基礎学力の向上を目指して、6月から町内の私塾と連携した補充学習に取り組んでいる。公立小中学校で、塾講師が学校と連携して補充学習を行うのは珍しいという。

 昨春の県学力・学習状況調査の結果を受けて、本年度を「学力向上元年」と位置付け、新規事業として「川島方式子ども学習支援システム」を立ち上げた。補充学習は同事業の七つの取り組みの一つ。

 小学校6校では6月4日に始まり、今月23日までの土曜日に各校4回ずつ実施する。中学校2校では今月2、3日に行った。補充学習の受講は、児童生徒の自由。

 小学校は5・6年生が対象。6校で計196人が参加、全体の70%が受講した。小学校が国語と算数、中学校では数学と英語を実施。講師は全人教育研究所「飛翔塾」(田辺広美代表)、個別指導塾「平成学館」(中山勝人代表)が務めている。

 中山小学校の補充授業には5年生24人、6年生19人が参加した。6年生担当の飛翔塾の小高昭彦講師(34)は、「自主参加なので勉強の意識は高い」と話す。

 保護者からは「町が子どもたちの学習支援をしてくれるのはありがたい」「子どもがやる気になった」などの感想が寄せられているという。中村正宏教育長は「(アンケート結果を踏まえ)2学期以降も継続を検討したい」と話している。

最終更新:7月22日(金)10時30分

埼玉新聞