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韓国、中国との自動車貿易で初の赤字

ハンギョレ新聞 7月22日(金)21時44分配信

SUV輸出急減、現地生産の増加も一因

 今年1~5月、韓国の対中国完成車貿易収支が史上初めて赤字を記録した。

 産業研究院が21日発表した報告書「自動車産業の対中国貿易収支赤字転換と示唆点」によると、1~5月の中国との完成車貿易収支は175万ドルの赤字を記録した。中国との貿易で完成車部門の赤字は、1992年の韓中修交で貿易が本格化した以来初めて。対中国貿易収支は2011年に黒字規模が23億ドルまで増加したが、2015年には8億7100万ドルの黒字に減少し、今年初めて赤字に転換した。今年の5月までの対中国完成車輸出台数は1231台(2679万ドル)で、昨年同期(2万3461台)より94.8%も減った。起亜自動車は昨年2万3434台を輸出したが、今年5月までで593台に減った。ルノーサムスンも昨年1万7029台から401台、現代自動車は昨年6992台から115台、双龍(サンヨン)も2460台から122台に減った。反面、価格競争力を武器にした中国企業は、小型バスと小型トラックを中心に韓国に昨年同期より9.9%増加した2854万ドル分の車を輸出した。

 こうなったのは第一に、主力車種のスポーツ実用車(SUV)の輸出が急減したためだ。現代自動車マックスクルーズの対中国輸出は、昨年6月までの2306台から今年は40台に減った。中国企業が昨年から韓国車の50~60%の価格でこの市場を集中攻略している。産業研究院のキム・ギョンユ研究委員は「経済成長が鈍化し、中国でも輸入車より中国メーカーや合弁会社の車両が好まれている」と話した。

 中国の高い自動車関税(22.5%)などを理由に現地生産が増加した点も大きく作用した。韓国メーカーの中国販売完成車のうち、現地生産車の比率は2015年に97.1%まで高まった。

キム・ギュウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:7月22日(金)21時44分

ハンギョレ新聞