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THAAD配備に星州郡公務員も反発 セヌリ党票田で離党ドミノ

ハンギョレ新聞 7月22日(金)7時16分配信

「民主的行政手続きを無視…
我々も納得行かないのに、ましてや郡民は…」

星州、セヌリ党離党続く
3500名中400名すでに離党届け

 「いくら軍事機密だと言っても、行政手続きも無視して、こんな話がどこにありますか」

 19日、慶尚北道星州(ソンジュ)郡星州邑の星州郡庁3階の室外喫煙所で5人の公務員が政府のTHAAD(サード)星州配備決定を批判していた。政府の一方的なTHAAD配備決定に不満をぶちまける公務員の姿は郡庁内のあちこちで見られた。請願室でも公務員が3、4人集まり「我々も (THAAD配備反対に)積極的に乗り出すべきじゃないか」といった内容の対話を交わしていた。ある公務員は携帯電話で「星州THAAD配備が撤回されるよう、大統領府や国防部に請願を出してほしい」と知人に頼むこともあった。

 星州郡公務員職場協議会は15日、ファン・ギョアン首相の星州郡庁訪問直後、郡庁の入り口に「星州郡民を無視した非民主的THAAD配備は直ちに撤回せよ」という横断幕を掲げた。懲戒処分などを意識して「THAAD配備反対」の立場を明らかにするのを憚る星州郡公務員の異例の動きだった。これについて星州郡公務員職場協議会は「郡民の意見を横断幕で表現したもの」とだけ答えた。ある星州郡の公務員は「星州郡は小規模な事業を施行するにも郡民に説明して同意を受けたうえでやっている。政府は最小限の民主的行政手続きをも無視したまま独断で星州THAAD配備を発表した。公務員も納得できないでいるのに、ましてや郡民はどんな思いでいるだろう」と問い返した。

 セヌリ党の票田である星州では、セヌリ党離党も続いている。「星州THAAD配備阻止闘争委員会」(闘争委)は19日から、星州郡庁前の闘争委のテントでセヌリ党党員の離党届けを受け付けている。「セヌリ党を離党する党員を1人ずつ連れて来よう」という運動も広げている。闘争委は17日のロウソク集会で1時間、18日のロウソク集会で2時間など計3時間ほど離党届けを受け付けたが、合計で400人余りが離党届を出したと確認した。4万4900人の星州郡民のうちセヌリ党員は3500人ほどと言われる。闘争委は離党届を集めた後、セヌリ党慶尚北道本部に一括提出する方針だ。闘争委はまた郡守と郡議会議員の11人の選出職のうち、無所属の郡議員1人を除き残りの10人に対し、セヌリ党離党を要求している。

星州/文・写真、キム・ヨンドン、キム・イルウ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:7月22日(金)7時16分

ハンギョレ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。