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FIA、ハンガリーGPから無線通信規制を厳格化。トラブルはピットイン必須に

オートスポーツweb 7月22日(金)11時58分配信

 FIAは、今週のF1ハンガリーGPに先立って、無線通信に関する規制をさらに厳しく取り締まると通達した。この措置は前戦イギリスGPにおいて、メルセデスがニコ・ロズベルグに対してギヤボックスに問題があることと、そのための対策を無線で伝達した件を受けてのものだ。 

無線通信の制限は不要と、多くのチームからルールに批判が集中している

 シルバーストンでロズベルグはチームメイトのルイス・ハミルトンに次ぐ2位でチェッカーを受けたものの、レース後に無線の違反により10秒加算のペナルティを受け、マックス・フェルスタッペンと順位が入れ替わっている。この後、メルセデスはペナルティに意義を唱えたが、正式な控訴は見送った。

 水曜日(7月20日)にFIAからチーム側へ送られた技術指示書では、伝達が許可される内容が記された項目の第2条において、大きな変更が加えられている。以前は「マシンに危機的な問題の兆候がある場合。コンポーネントに発生した問題が、緊急かつ致命的である場合にのみ、伝達を許可する」とあった。改定後の条文は「マシンに問題の兆候がある場合、伝達する内容は問題解決のためのピットイン、またはリタイアの指示でなくてはならず、これを取り消すことはできない」とある。

 もしシルバーストンから、この条文が適用されていたと仮定すると、ロズベルグはギヤボックスに発生した問題の解決法を聞くために、ピットへと戻ることになっていたわけだ。

 また、同じ項目の第3条にあった「マシンへのダメージに関する情報」は、「マシンのボディワークのダメージに関する情報」と書き換えられている。第4条にも「ドライバーデフォルト選択のための指示。センサー、アクチュエーター、コントローラの劣化や故障がオンボードのソフトウエアで検知、対策することができず、それらの機能低下を軽減することのみを目的としなければならない」との補足が加わった。

 これらの規制が適用されるのは、以前は「マシンがガレージ外にあるすべての時間、ただし決勝日のレース前でレコノサンスラップの前またはレコノサンスラップの間にマシンがピットレーンにある場合を除く」とあった。この部分も「マシンがピットレーン外にいるすべての時間、ただしドライバーがレース終了時にチェッカーラインを超え、スローダウンラップをしている間を除く」との内容に変更された。

[オートスポーツweb ]

最終更新:7月22日(金)11時58分

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