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災害時にNHKFMを臨時局で再放送 田辺市と白浜町が協定

紀伊民報 7月22日(金)16時46分配信

 和歌山県の田辺市と白浜町は21日、災害時に開設するラジオ局「臨時災害放送局」でNHK和歌山放送局(和歌山市)のFM放送を再放送する覚書を交わした。災害時の情報伝達を強化するのが狙い。NHKラジオと市町村の覚書は県内で初めて。

 臨時災害放送局は、暴風雨、豪雨、洪水、地震、大規模な火災などが発生した場合、被害を軽減するために自治体などが開設する臨時のFM放送。田辺市はコミュニティー放送局「FM TANABE」、白浜町は「白浜コミュニティ放送」に運営委託する。

 覚書により、非常災害時はNHK和歌山放送局のFM放送を、両市町の臨時災害放送局が受信し、同時にそのまま放送できる。

 田辺市長室であった締結式には真砂充敏市長、井澗誠町長、NHK和歌山放送局の仲山友章局長、「FM TANABE」の泉清社長、「白浜コミュニティ放送」の小竹幸社長らが出席した。

 真砂市長は「災害後の情報共有は大きなテーマ。情報の多重化がさらに進む」、井澗町長は「防災力向上に大きく寄与する取り組み」と感謝した。仲山局長は「情報は命を守る。覚書を有効に活用してほしい」と述べた。

 防災関係の協定などは田辺市で88団体77件目、白浜町69団体31件目。

最終更新:7月22日(金)16時46分

紀伊民報