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メタンハイドレート本年度調査開始 潮岬沖で県

紀伊民報 7月22日(金)16時46分配信

 和歌山県串本町潮岬沖で22日から、県による本年度のメタンハイドレート調査が始まった。県の漁業調査船「きのくに」の高性能魚群探知機を使い、本年度中に6日間、調査をする。

 メタンハイドレートは、天然ガスの主成分「メタン」と水が結合した物質。「燃える氷」と呼ばれ、次世代エネルギーとして期待されている。

 県による調査は2012年度から潮岬沖で始め、独立総合研究所(東京都)がデータの解析・考察をしている。これまでに、特徴的な地形や複数のプルーム(泡などの集合体)を確認しており、分析からメタンプルームの可能性が高く、メタンハイドレートが存在する可能性が示唆されている。

 本年度初日の調査は、昨年度の続きとなる潮岬沖約20キロ、水深約1・6キロでスタート。午前7時、きのくにに県水産試験場と県産業技術政策課の職員が乗り込み、同町串本の串本漁港を出港した。

 次回は25~29日のうち、数日調査をする。現場で取得したデータは随時、同研究所に送る。県は本年度末に成果報告を受け、来年度に調査結果を発表する予定。

最終更新:7月22日(金)16時46分

紀伊民報