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米鉱山機械メーカー買収 コマツ、過去最大3036億円

北國新聞社 7/22(金) 2:38配信

 コマツは21日、鉱山機械を製造する米ジョイ・グローバル社を買収すると発表した。足元の市場は新興国の成長鈍化などで縮小しているが、コマツは長期的に需要が伸びるとみており、市場の拡大に備え、ジョイの機械を加えて製品ラインアップを拡充する。買収額はコマツとして過去最大の28億9100万ドル(約3036億円)を見込み、来年半ばまでにジョイの全株式の取得を完了する。

 鉱山の採掘方法は「露天掘り」と「坑内堀り」の2種類があり、コマツは露天掘り向け事業のみを展開する。ジョイは両方の採掘方法に対応した製品を手掛け、コマツにはない露天掘りの超大型機械も有するなど、両社の製品群は補完性が高い。

 両社の機械を「IoT」でつなぐことで、稼働状況の最適化や無人化を進めることも可能となる。

 ジョイは1884年設立で、2015年10月期の売上高は31億7200万ドル(約3330億円)。買収ではコマツの100%子会社コマツアメリカが設立する子会社を消滅会社、ジョイを存続会社とする合併を行う。

 21日、都内で会見した大橋徹二社長は「両社は企業文化が似ており、買収は現場の課題解決につながる。2021年の創立100周年を見据え、成長を続けたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:7/22(金) 2:38

北國新聞社