ここから本文です

先端大が熊本大と連携 27日協定、産業復旧を支援

北國新聞社 7/22(金) 2:43配信

 北陸先端科技大学院大と熊本大は27日、熊本県内の産業の復旧と復興に向けた連携協定を締結する。北陸先端大が推進してきた産業、大学、行政、金融(産学官金)の各機関による新産業創出の取り組みを熊本県内でも展開していく。

 北陸先端大は北陸の大学や企業が持つ技術や知識、課題を組み合わせた「種」から、複数の自治体や金融機関が支援して「芽」を出させ、新製品や新事業という「花」に発展させる活動を「マッチング・ハブ」と称して確立してきた。企業訪問から事業化まで、北陸先端大が一貫して関与していく仕組みを熊本大に提供し、震災を受けた中小企業の復旧を通じて、熊本経済の復興を目指していく。

 両大学の職員が熊本県内の企業を訪問し、独自技術や被害状況などを調査した上で、今冬にも一堂に会するイベントを開催する。自治体や金融機関も加わり、企業同士が被害の少なかった部分で助け合ったり、独自技術を持ち寄って新たな製品を生み出したりする。

 北陸先端大産学連携本部長の寺野稔総括理事は「日本経済を支える中小企業の活性化は地方創生の重要な課題だ。九州での復興支援を通じて、今後は山陰や東北の日本海側にも取り組みを広げたい」としている。

北國新聞社

最終更新:7/22(金) 2:43

北國新聞社