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高雄の魅力をアピール…人気キャラクター高通通が大活躍/台湾

中央社フォーカス台湾 7/23(土) 11:09配信

(台北 23日 中央社)2014年に開催された「ゆるキャラグランプリ」で総合50位、海外勢では1位に輝いた台湾発のキャラクターがいたのをご存知だろうか。名前は「高通通」(ガオトントン)。高雄市政府農業局のイメージキャラクターで、高雄では絶大な人気を誇り、日本など海外にも活躍の場を広げている。この度、高雄を訪れる機会があり、知られざる高通通秘話を同局農民組織科の梁銘憲科長に聞いた。

高通通は「大地の妖精」で、5歳くらいの男の子。高雄市民の前に初めて姿を現したのは2014年6月28日、ライチビールフェスティバルでのこと。これまで同局のイベントには芸能人を招いてPRを図っていたが、高いコストがかかる上、効果は「今ひとつ」と感じるケースが多々あり、独自のキャラクターの製作を望む局内の声を受け誕生した。

最初は市民の反応を見るために約60センチのキャラクター像を試作。会場に並べたところ、愛らしい姿に記念写真を撮る人が殺到し一躍注目の的になった。その後高さ6メートルの巨大バルーンや自由自在に動き回れる人間とほぼ同じ大きさのサイズも登場。認知度と人気を着実に高めていった。

メディアへの露出も増加。梁科長は「農業への注目度が確実に高まった」と胸を張る。現在では農産物のPRのほか、デング熱や刺されると強いかゆみを生じるヌカカの被害防止を呼びかける啓発活動にも姿を見せる。今年2月に開かれた高雄マラソンではイメージキャラクターも務めた。海外では日本や米国、カナダに進出済み。特に日本は重要な市場との認識から、毎年複数回イベントに参加しているという。

イベントでは軽快なリズムに合わせて華麗なダンスを披露する高通通。触れ合う子供達からは自然と笑みがこぼれる。日本人からの反応も上々だ。今後は高通通をテーマにしたレストランを開く構想もあるという。梁科長は高通通の魅力を通じて引き続き高雄産農産物をPRし、高通通を見れば高雄を連想してもらえるようになればと話す。

最後に高通通からメッセージをもらった。「日本のみなさんこんにちは。僕は高通通です。ぜひ高雄に会いに来てくださいね」。高通通の無限の可能性に、高雄市の大きな期待が寄せられている。

(齊藤啓介)

最終更新:7/23(土) 11:09

中央社フォーカス台湾