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庵野秀明『シン・ゴジラ』と『エヴァ』の関係は?キャストが語る

シネマトゥデイ 7月23日(土)5時0分配信

 『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明が総監督・脚本を務めた『シン・ゴジラ』で、日本に突如現れたゴジラの脅威に立ち向かう主人公たちを演じた長谷川博己、竹野内豊、石原さとみが、撮影の裏側と共に、本作とエヴァとの関係性について意見を述べた。

ゴジラから紫の光が…!映画『シン・ゴジラ』予告編

 「ゴジラ対エヴァンゲリオン」のイラストを使用した関連グッズが制作されるなど、『エヴァ』とのコラボレーション企画も話題となっている『シン・ゴジラ』。しかし、本作で内閣官房副長官・矢口蘭堂を演じた長谷川は、「エヴァを意識したくなかったので、自分の中では消していたんです」と言い切る。「すでにエヴァという作品を観ちゃっているんだけど、欲を言えば、その記憶を全部忘れてから『シン・ゴジラ』に挑みたかった。どうしたってそういう感じは(映画に)出てくるでしょうから、どこかがエヴァのように見えちゃうのがいやだったんです」と告白。撮影現場でも、あえて「エヴァの話は誰ともしないようにしていた」そうだ。

 一方、カヨコ・アン・パタースン米大統領特使を演じた石原は、「アニメ以上に物語の裏や奥が伝わってくる感じがしたので、『エヴァ』の漫画を全巻読みました」と明かす。本作のカヨコの髪型やファッションも、「庵野作品で描かれる大人の女性像」を意識していたらしい。「今回の衣装は全部作ったんですけど、女らしいボディコンシャスなシルエットにしたのは、エヴァに出てくるミサトとかリツコのイメージなんです。どちらかに寄りすぎず、2人の中間を行こうかなと思って」とほほ笑む石原。確かに、優秀なエージェントであるカヨコに、『エヴァ』で男顔負けの活躍をするミサトやリツコと同様の雰囲気を感じる人は多いだろう。

 また、内閣総理大臣補佐官・赤坂秀樹にふんした竹野内は、「公開前なのであまり言わないほうがいいんだけど……」と前置きしつつ、「ゴジラの佇まいはもちろん、登場人物がロケをしている場所だったり、いろんな部分に庵野監督のファンがうれしくなるような要素がたくさんあると思います」と意味深発言。『シン・ゴジラ』鑑賞時には『エヴァ』とのリンクを探るのも、ファンのお楽しみとなりそうだ。(取材・文:斉藤由紀子)

映画『シン・ゴジラ』は7月29日より全国公開

最終更新:7月28日(木)18時36分

シネマトゥデイ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。