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宮里、野村が日本チーム初勝利 孤軍奮闘リードを下す

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 7月23日(土)7時50分配信

イリノイ州のメリットクラブで行われている8カ国・地域代表による対抗戦「ULインターナショナルクラウン」の2日目、宮里美香と野村敏京はイングランドチームと対戦した。体調不良のチャーリー・ハルが出場できず、メリッサ・リード1人が相手となったが、18ホールを1アップで勝利した。

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「彼女(リード)もよく頑張った。すごかったです」と野村が言うのもうなずける。リードは前半を1バーディ、1ボギーの「35」、後半は1イーグル4バーディの「31」で、計「66」(パー72)で回ったのだ。

スタート時点では「勝って当たり前」という雰囲気も感じていたという野村だが、雲行きが怪しくなったのは、日本チームが2アップで迎えた12番。このホールでリードがバーディを奪って日本の1アップになると、続く13番でリードは残り70ydの第2打をロブウェッジでバックスピンを掛けて直接カップに沈める「まさかまさか」(宮里)のイーグル奪取。オールスクエアに戻された。

2人を相手に孤軍奮闘するリードに、ギャラリーたちのテンションも上がり始める。続く14番(パー3)では、リードが先に6mのバーディパットを豪快にたたき込み、力強く右腕を突き上げた。流れはイングランドへと傾いていた。

だが、ここで踏ん張ったのはキャプテンの宮里だ。右上から約3mの「下りフックライン」を入れ返して、ホールを引き分けに持ち込んだ。「あれは大きかった」と宮里。「流れが本当に良かった」と野村。その後は、16番、17番、18番と3連続でバーディを奪い、バーディ、パー、バーディで食い下がったリードを1アップで振り切った。

初日は緊張からショットが乱れた野村だったが、「もう慣れました。今日は全然平気だった」と上がり3連続でバーディを奪うなど、調子は復調。宮里も「初日は緊張したと言っていたので、私はなるべくしゃべるようにした」と、チームの雰囲気作りに尽力した。

「今日の勝ち点2は大きい。明日もそれを達成することが1つの目標になる」と、米国戦へ気合いを見せた宮里。この日の勝利の感想を問われた野村も「まだ明日も残っている」と喜びは見せず、「明日も勝つし、明後日も勝つ」ときっぱり言い切った。(イリノイ州リバティビル/今岡涼太)

最終更新:7月23日(土)7時50分

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)