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菅田将暉とヤン・イクチュンがW主演で拳交える、寺山修司の「あゝ、荒野」映画化

映画ナタリー 7月23日(土)6時0分配信

菅田将暉とヤン・イクチュンがダブル主演を務める「あゝ、荒野」の製作が決定した。

本作は、1966年に寺山修司が発表した同名長編小説をもとにした青春物語。このたび映画化にあたり時代設定を変更。近未来の東京・新宿を舞台に、人生の挫折を味わった少年院上がりの新宿新次と、吃音と赤面対人恐怖症に苦しむバリカンが、ボクシングを通じて出会い、奇妙な友情を育んでいくさまを描く。同小説は、2011年に蜷川幸雄演出、松本潤主演で舞台化された。

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社会に見捨てられ、もがきながらもボクサーとしての道を歩み続ける新次とバリカンを、「ピンクとグレー」の菅田と「息もできない」のヤン・イクチュンがそれぞれ演じる。菅田も出演した現在公開中の「二重生活」の岸善幸が監督を務め、同作で音楽を担当した岩代太郎の参加も決まっている。

ボクシングのトレーニングを半年間ほど続けたという菅田は「精神的な痛みを表現するような作品は今までやってきたけれど、男ならではの闘争心や肉体的痛みを表現する作品は初めてなので、今世紀最大に疲弊して、今しかできない、脂っこい作品にしたいです」と熱く意気込みを語っている。ヤン・イクチュンは菅田との共演について「ボクシングのトレーニングでご一緒しましたが非常に勘がよく、何より目がとてもイイと思いました。共演させていただくのがとても楽しみです」とコメントを寄せている。

「あゝ、荒野」は2017年に全国にてロードショー。

菅田将暉 コメント
ボクシングに挑戦するため、人生で初めて体を鍛えています。精神的な痛みを表現するような作品は今までやってきたけれど、男ならではの闘争心や肉体的痛みを表現する作品は初めてなので、今世紀最大に疲弊して、今しかできない、脂っこい作品にしたいです。ヤン・イクチュンさんとは既に何回かお会いしました。映像の中では目が怖くて、暴力的で、冷たくて、鋭くて、かっこいい。目が離せない。実際にお会いしてみると、チャーミングで、優しくて、一緒に食事をした時は、ギャグを言っていたりして、その愛おしいギャップにやられました。監督もやられているので、映画への想いなどの話も聞かせていただき、熱量と、視野の広さを感じました。いい意味で、怖くて、楽しみ。 岸監督は僕にとってのジュリエットです。「二重生活」でご一緒したのですが、ジュリエットに会うため、褒めてもらうため、頑張って、走り回ります。命がけでこの作品に臨みます。

ヤン・イクチュン コメント
寺山修司、唯一の長編小説を原作にした「あゝ、荒野」への出演が決まったことを、本当に光栄に思います。この作品への参加を決めてから、ほかの作品への出演を控えるようになりました。しばらくは「あゝ、荒野」に集中したいと思ったからです。今までの作品すべてが大切で特別でしたし、芝居において悩ましい点はどの作品においてもありましたが、「あゝ、荒野」には、それ以上のプレッシャーを感じます。役作りをしている今、ボクシング、言語の壁、そのほか学ぶべきこと、やるべきことが山積みの中、緊張とやり通せるか不安を感じているのは事実です。しかし、それらこそ、この作品に参加する過程でしか味わえない、素晴らしい映画的、ドラマ的な要素の1つと感じています。菅田将暉さんとは、ボクシングのトレーニングでご一緒しましたが非常に勘がよく、何より目がとてもイイと思いました。共演させていただくのがとても楽しみです。素晴らしい作品に参加できることを感謝しながら、邁進していきます。

岸善幸 コメント
学生時代から触れてきた寺山修司作品を、しかも、ボクシング映画を撮ることは夢でした。キャストは、現在公開中の「二重生活」でご一緒した菅田将暉さん、そして大好きな韓国映画「息もできない」の監督・主演のヤン・イクチュンさん、2人を中心に演技派の役者たちが顔をそろえてくれました。ぜひとも楽しみにしていただきたいと思います。

(c)2017「あゝ、荒野」フィルムパートナーズ

最終更新:7月23日(土)6時0分

映画ナタリー

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。