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証券会社の顧客が独立系ファイナンシャルアドバイザーに相談したい4つのこと

ZUU online 7/23(土) 22:10配信

「リタイア後も豊かに暮らしたい。しかし、年金の受給年齢は先送りされ、その額も削られそうだ」。そうした不安から資産運用を考える若い世代の人たちが増えています。

インターネットの普及とネット証券の登場は、誰もが気軽に資産運用を始められる環境を生み出しました。しかし、どのように資産運用すれば良いのかが分からず、困っている人も少なくありません。

そこで今回は、投資初心者から資産運用の専門家IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に寄せられた代表的な質問の例をいくつかご紹介してみます。

■1. 投資信託は本当に儲かるのか?

投資信託が身近なものになったのは、毎月分配型のグローバルソブリンオープン(グロソブ)という投信が大ヒットしたことでしょう。ちょうど金融自由化により、銀行が窓口で投資信託を販売できるようになったことも、投資信託の市場が急拡大する後押しとなりました。

「毎月分配金が入る」ことを前面に押し出したグロソブは、株価の変動に一喜一憂する株式投資とは異なるイメージをもたらしました。投資信託は実際には運用成績で基準価格が変わるというリスク性商品であるにもかかわらず、定期的に利息が付く銀行預金や債券のような印象を与えたことで、投資信託を購入する人は飛躍的に増えました。しかし、毎月分配型の投資信託は分配金が出る度に税金がかかっていますし、一時期のブームにのって新興国に投資し、運用成績の低迷で大きな損を抱えたまま身動きが取れなくなっている人も少なくありません。

今、多くのIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)の方が投資信託に関するセミナーを開催し、その仕組みから選び方まで解説して人気を博しています。募集をかけると申し込みが殺到して会場がすぐに埋まってしまうそうです。塩漬けになった投資信託を抱えている方は、一度IFAの方に相談してみることをお勧めします。

■2. NISAの使い方が知りたい

2014年にスタートしたNISA。簡単に説明すると、NISA口座で購入した非課税枠内の株式や投資信託は、利益が出た場合にかかる税金が非課税になる優遇措置制度のことです。2014年から2023年までの10年間、非課税枠が増えて最大5年間有効となります。なお、非課税枠は2016年より100万円から120万円に拡大されました。小口なので投資を開始しやすく、継続することでメリットが大きくなるので、投資初心者が投資を始めるにはいい制度なのです。

しかしせっかくの優遇制度もまだまだ市場に浸透していない状況のようです。その理由の一つは、投資額が小口なこともあり、対面型の大手証券会社がその活用にあまり積極的でないからだと指摘するIFAの方がいます。非課税というNISAのメリットを最大限に活かした投資を行うには、どのような金融商品を選択するべきなのか。投資初心者にアドバイスができるように、NISAの活用方法を研究しているIFAもいます。

■3. ライフサイクルにあわせた資産運用

21世紀初頭から米国では、「個人投資家もそのライフサイクル(年代別)にあわせて、資産ポートフォリオを変化させるべきだ」というライフサイクル理論から、資産運用の方法のモデル化が行われました。

人生にはいくつかの転換点があります。結婚する時、家を買う時、子供が生まれた時、大学に入る時、独立する時、仕事の第一線から退く時、その時々で必要となる資金需要にあわせて資産運用の仕方を変えるべきだということです。

今では、個人投資家のライフサイクルにあわせて資産配分を変える投資信託も販売されています。若い年代では運用期間が長く見込めるため、リスクも大きく取れて、その分大きなリターンが期待できる金融商品を中心に運用します。しかし歳を重ねるごとに運用期間が短くなるため、債券のようなリスクの少ない金融商品の比率を増やして、より安定的に運用するような中身に資産配分を切り替えることが必要となります。このような長期運用を前提とした金融商品に対する関心の高まりは、日本における資産運用の考え方が新しいステージを迎えたことを意味しています。

■4. 証券会社の営業マンは信用できるの?

IFAが提供するサービスは、まさにライフサイクル投資信託と同じだといえます。個人投資家の様々な状況にあわせて資産配分を変え、資産を守りながら増やします。ネット証券がこれほど普及した今、金融商品の情報は十分なぐらいに提供されています。しかし、星の数ほどある金融商品の中から、自分の今の状況に最適な金融商品でポートフォリオを組める個人投資家は多くありません。

また、対面営業の証券会社の営業マンが、自分の今の状況にあった金融商品を勧めてくれているのか不安に思う人も少なくありません。そうした時に頼りになるのは、特定の金融機関に所属せず、客観、中立の立場で資産運用をアドバイスしてくれるIFAです。

■納得したうえで投資を行う

今回、上に記した4点は、個人投資家の方々が抱える悩みといえます。

自分だけで答えを見つけるのは難しく、すでにIFAの門を叩いている方もいます。納得できるような答えをまだ見つけられていないのであれば、一度IFAに相談してみることをお勧めします。 (提供:IFAオンライン)

最終更新:7/23(土) 22:10

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