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菅田将暉、映画『あゝ、荒野』主演 ボクサー役にトレーナーも絶賛

オリコン 7月23日(土)6時0分配信

 俳優の菅田将暉が、寺山修司さんの長編小説を映画化した『あゝ、荒野』(2017年公開)に主演し、ボクサー役に挑むことが22日、わかった。役作りのために人生で初めて体を鍛えたようで、「精神的な痛みを表現するような作品は今までやってきたけれど、男ならではの闘争心や肉体的痛みを表現する作品は初めてなので、今世紀最大に疲弊して、今しかできない、脂っこい作品にしたいです」と意気込み。ボクシング指導を行っている松浦トレーナーによると「もう少しやれば本当のプロボクサーを目指せる」というレベルまで達している。

 社会に見捨てられ、もがきながらもボクサーとしての道を進んでいく2人の奇妙な友情と愛、そして絶望的なまでの切なさを描いた青春ドラマ。2011年には蜷川幸雄さん演出、嵐の松本潤主演で舞台化された。

 本作では、菅田と韓国映画『息もできない』で注目されたヤン・イクチュンがW主演し、『二重生活』の岸善幸監督がメガホンをとる。映画化にあたり時代設定を近未来の新宿に変えて、少年院あがりの新次(菅田)と、吃音と赤面対人恐怖症に悩む“バリカン”(イクチュン)が、ボクシングジムで運命の出会いを果たす。

 イクチュンと対面した菅田は、映画で演じてきた役とは異なる素の姿を見て「チャーミングで、優しくて、一緒に食事をした時は、ギャグを言っていたりして、その愛おしいギャップにやられました。監督もやられているので、映画への想いなどの話も聞かせていただき、熱量と、視野の広さを感じました。いい意味で、怖くて、楽しみ」と共演に歓喜。

 イクチュンは、集中するために同作品が決まってから他作品への出演を控えるようになったといい、「役作りをしている今、ボクシング、言語の壁、その他学ぶべきこと、やるべきことが山積みの中、緊張とやり通せるか不安を感じているのは事実です。しかし、それらこそ、この作品に参加する過程でしか味わえない、すばらしい映画的、ドラマ的な要素の一つと感じています」とコメントを寄せている。

最終更新:7月23日(土)6時0分

オリコン