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トヨタの設計改革に挑んだ部品メーカーの順応力

ニュースイッチ 7月23日(土)8時36分配信

豊精密工業がギア開発、工場を増築

 豊精密工業(愛知県瀬戸市、近藤芳弘社長、0561・48・2221)は、自動車用ギア(歯車)を生産するみたけ工場(岐阜県御嵩町)を増築した。投資額は数億円としている。差動装置(ディファレンシャルギア)や変速機向け円筒形ギアの生産などに用いることを想定。親会社のトヨタ自動車が進める新設計手法「TNGA」に対応したギアの開発や生産を進め、競争力を高める。

 みたけ工場敷地内の一部建屋を増築した。延べ床面積を従来よりも4800平方メートル増やし、合計約4万平方メートルとした。同工場の敷地面積は約8万3000平方メートル。

 同社は本社・瀬戸工場と日進工場(愛知県日進市)、みたけ工場の3拠点体制。今後は老朽化の進む日進工場(愛知県日進市)からみたけ工場への生産移管も検討する。

 TNGAは部品の共通化やモジュール化を進めながら、車の生産効率と基本性能を高める手法。トヨタの完全子会社である豊精密工業もTNGAへの対応を急いでおり、今後は「ギアの新工法開発に重点投資する」(近藤社長)考え。新工法の開発で製品のコスト競争力を高める。

最終更新:7月23日(土)9時0分

ニュースイッチ