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五輪観戦者に強い味方!=日系医師がリオで日本語診察へ=困ったらフリーダイヤルに

ニッケイ新聞 7月23日(土)0時25分配信

旧日本病院がボランティア救援に名乗り

<ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」22日付>

 【サンパウロ】日本からの観戦客に強力な助っ人が登場した。サンパウロ市内にある日系医療施設、サンタクルス病院(旧日本病院)がリオ五輪の観戦に訪れる日本人に対し、医師ら8人の派遣団を組織し、日本語での出張診療に応じることになった。

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 大会期間中は24時間、バーラ・ダ・チジュッカ地区のアメリカス・メディカル・シティ(Av. Jorge Curi, 550)でケガ、病気など不測の事態に応じる。

24時間日本語で対応、フリーダイヤルも設置

 リオ市内には日本語で対応できる医療施設がないとされ、同国の在外公館には悩みの種だった。今回、日本政府側の要請を受け、同院が医師3人、看護師5人の派遣を決めた。

 五輪メイン会場のバーラにある「アメリカス―」内の一角に診療所スペースを構える。五輪ジャパンハウスからもほど近い。待機期間は基本8月2~21日、9月7~18日の午前8時~午後5時で、夜間も緊急時には応じる。

 フリーダイヤル「0800・778・2016」も設置。日本の携帯電話会社からも通話可能。邦人患者は日本語で病状を伝えることができる。

 回線が有効なのは8月2日から9月20日まで。観戦客ほか政府、大会関係者を対象に下痢、発熱などの軽い症状から手術、入院まで幅広く応じるという。

保険4社が適用、実費患者も予算内の処置を検討

 適用される保険は次の4社。アクサ、ジェイアイ、プレステージ、東京海上。なお保険外患者でも、予算に応じた応急処置を行なう方針。北原貴代志医長(51、二世)によれば、大まかな目安として発熱時の診察費は実費で500レアル(1万6000円)ほど。

 同院にとっては完全なボランティア業務となる。今回の決定に石川レナト理事長(77、二世)は、「志願した医師、看護師ばかりで我々も快く送り出すことができる。確かに経費はかかる。だが日本人のための病院として設立された歴史がある。その誇りを胸に、来伯者のお役に立てるよう安心、安全を与えたい」との思いを語った。

 さらに「困ったらまずはフリーダイヤルに。または病院(11・5080・2000)へ直接掛けて頂いても構わない」と呼びかけた。

最終更新:7月25日(月)21時47分

ニッケイ新聞