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唐津商、好機生かす 唐津商5-1神埼 高校野球佐賀大会・第12日準々決勝

佐賀新聞 7月23日(土)11時12分配信

 唐津商は二回、中前打の4番百武を二つの犠打で三塁に進め、7番横山の中前適時打で先制。三回は2死三塁から3番岡本の右前適時打で加点し、六回には2四球と敵失に乗じて3点を挙げた。投げては谷口、伊藤の両投手が神埼打線を5安打1点に抑えた。

 神埼は九回、2番平石、3番野田の連打と敵失で1点を返したが、反撃が遅かった。

 ▽準々決勝(みどりの森県営球場)
唐津商011 003 000 5
神 埼000 000 001 1

神埼・知念監督「意地見せてくれた」

 3試合で27得点を挙げた神埼打線だったが、唐津商の先発谷口の低めを突く丁寧な投球に沈黙。それでも最終回に執念で1点をもぎ取った3年生を、知念洋之監督は「最後の最後まで声を出し続け、意地を見せてくれた」とねぎらった。

 最終回。「笑顔でいこう」というベンチ内での掛け声に応えるように、2番平石琢磨と3番野田涼太が連打で1死一、二塁の好機を演出。4番高橋俊力の投ゴロで相手守備がもたつく間に、平石は一気に本塁を突き、捕手のタッチをかわして生還を果たした。

 足が速くない分、実戦形式の打撃練習ではベースランニングに多く時間を費やして、“走り方”を追求したという平石。「一番の走り」で一矢を報い、拳を突き上げた。

 試合後、今大会2本塁打を放つなど投打で活躍が光った主戦今井貴也は「つらいときも一人じゃなかった」と話した。平石は「僕たちがミスしても一球一球気持ちを込めて投げてくれた」と今井に感謝した。二人とも笑顔だった。

最終更新:7月23日(土)11時12分

佐賀新聞