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【ブラジル】新築市場、依然低迷 サンパウロ市内

サンパウロ新聞 7月23日(土)4時15分配信

 サンパウロ市内の新築分譲住宅の発売及び成約は2016年5月も減少傾向を維持、今年に入ってからの累計戸数は調査が始まった04年以降で最も低い水準となっている。サンパウロ商用・住宅不動産売買・賃貸・管理業者組合(Secovi―SP)が14日発表した。

 今年5月の成約戸数は前月比10・4%減、15年5月に対しては50・7%減の1059戸にとどまった。また、1~5月累計は5097戸と15年同時期を27・9%下回っており、04~15年の年初5カ月間の平均成約戸数(1万500戸)の半分にも届いていない。

 低調な成約に歩調を合わせるかのように、サンパウロ市内では新築住宅の新規発売も激しく鈍っている。ブラジル資産調査社(Embraesp)のまとめによれば、今年5月に発売された住宅は1166戸。前の月に対しては67・8%増となったが15年5月に比べて52・9%少なかった。また、1~5月累計は15年同時期の7935戸に対して55・2%減の3553戸と低迷している。

 16年5月に成約戸数が最も多かったのは、タイプ別では2寝室タイプ(448戸)、専有面積では45平方メートル以下(334戸)、そして価格は22万5000~50万レアル(494戸)の物件だった。

 また地域別では、成約戸数は市内東部が331戸で最多、発売戸数は520戸の市内中心部が最多だった。

サンパウロ新聞

最終更新:7月23日(土)4時15分

サンパウロ新聞