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【ブラジル】市民の半数が五輪に反対 「害をもたらす」6割超

サンパウロ新聞 7月23日(土)4時17分配信

 ブラジルの人々の半数は間もなく開幕するリオ五輪に反対しており、6割を超える人々は、五輪は恩恵よりも害をもたらすものだと考えている。

 19日付伯メディアによると、ダタフォーリャ(Datafolha)が2016年7月14、15日に全国の171自治体で実施、16歳以上の2792人に対して聞き取りを行った調査では、五輪が一般の市民に恩恵よりも害をもたらすものだと考えている人は回答者の63%に上った。2013年の調査時に同様の考えを示した人の割合は38%と今回よりも少数だった。リオ市内に住む人々に限ると、47%が恩恵よりも害をもたらすとの考えを示し、五輪が害よりも恩恵をもたらすと答えた人(45%)を上回った。

 また、今回の調査でリオ五輪の開催そのものに反対する立場を表明したのは全回答者の50%で、賛成するとしたのは40%、関心がない(どちらでもない)との回答は9%だった。13年調査時には64%が賛成すると回答、反対派は24%と今回の半分未満だった。

 リオ五輪開催に関して否定的な考えを示したのはブラジル南部と南東部の、主に高学歴で世帯月収が5~10最低賃金(4400~8800レアル)の人々だった。逆に、北部と北東部では肯定的な考えが多かった。

サンパウロ新聞

最終更新:7月23日(土)4時17分

サンパウロ新聞