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ポケモン、富山でもゲットだぜ 県教委・県警は事故警戒

北日本新聞 7月23日(土)0時32分配信

 「新感覚の面白さ」「新しい友達が作れそう」。海外で大ヒットしているスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」の国内配信が始まった22日、県内でも若者らが早速プレーを楽しんだ。待ちわびたファンは公園やショッピングセンターなどに繰り出し、“ポケモンゲット”に大喜び。一方、海外では歩きスマホによる事故やトラブルが相次いでおり、県教委や県警も警戒している。

 午前10時ごろから配信可能となり、県内の街角でも、昼前にはスマホを手にポケモン探しに興じる若者の姿が見られた。JR富山駅前でプレーしていた雄峰高校2年の矢木竜也さんは「ここ数日は学校でも話題の中心で、配信を待っていた」と笑顔。予想より簡単にポケモンを捕まえられたといい、「現実とバーチャルが融合した新感覚の面白さがある」と声を弾ませた。

 富山市婦中町下轡田のショッピングセンター「ファボーレ」のマクドナルドでは午前11時半ごろ、学生グループが次々と来店。日本マクドナルドはポケモンGOと連携しており、店舗に行けばゲームで必要なアイテムが手に入る。大学でポケモン探しを始め、店舗まで足を延ばした富山大理学部3年の大田建太さんは「現実世界にポケモンが出てくるのが面白い」と語った。

 一方、ポケモンGOはスマホ画面を見ながら屋内外でポケモンを探すゲームのため、事故などの危険を感じた利用者も。富山市の富岩運河環水公園にいた30代の会社員男性は「街にいるプレーヤーに思わず声を掛けてしまいそう。ゲームを通じてリアルな世界で友達を作るきっかけになる」と話しながらも「予想以上にスマホ画面に目が行き、周囲を見ていない危なさも感じた」と言う。

 高岡古城公園で友達2人とプレーしていた砺波高校1年の西野晃生さんは、海外でゲーム中に転倒してけがをするなどのニュースを見たといい「ながらスマホで事故に遭わないよう気を付けたい」と話していた。

 県教委によると、県内の全学校では夏休みを前に、スマホを操作しながら外を歩いたり、自転車に乗ったりしないよう生徒に指導。特定のゲームを指した指導はしていないが「ポケモンGOについては今後の状況を見守り、トラブルの恐れがあるなら対応を考えたい」(小中学校課)とした。県警交通企画課も「道路などで危険な行動を取る人がいれば、声掛けして注意していく」としている。公共交通機関でもトラブルを警戒する動きがあり、あいの風とやま鉄道富山駅では22日、歩きスマホしないよう呼び掛ける貼り紙を構内に掲示した。

北日本新聞社

最終更新:7月23日(土)10時48分

北日本新聞