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『ソニック』25周年を飾る“Sonic 25th Anniversary Party”が開催 新作2タイトルのサプライズ発表など大盛り上がりのイベントを詳細リポート【コミコン 2016】

ファミ通.com 7月24日(日)23時2分配信

文・取材・撮影:編集部 古屋陽一

●ライブに生アフレコにと、4時間ノンストップで大盛り上がり
 2016年7月21日~7月24日(現地時間)、アメリカ・サンディエゴのコンベンションセンターにて、エンターテイメントコンテンツの祭典、San Diego Comic-Con International 2016(通称:コミコン)が開催。会期に合わせる形で、『ソニック』シリーズ25周年を飾るイベント“Sonic 25th Anniversary Party”が、7月22日にダウンタウンにあるクラブ“House of Blues San Diego”にて開催された。とくに海外では絶大な人気を誇る『ソニック』シリーズだが、当日は北米中から熱心なファンが参加し、『ソニック』の生誕を祝福した。聞けば、2011年に20周年記念イベントがロサンゼルスで実施されて以降、毎年何かしらの形で『ソニック』のイベントが開かれているらしい(2015年はお休みしたとのこと)。ご存じの通り北米ではアニメ『Sonic Boom』なども放送されており、海外における『ソニック』人気は、誕生から四半世紀を経て、すっかり定着していることをうかがわせる。

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 生誕記念イベントは、イントロダクションにあたるHyper Potions(ハイパー・ポーションズ)のライブを経て、いきなり新作『Sonic Mania』の発表からスタート! 登壇した飯塚隆氏より、同作が2Dタイプのクラシックソニックを“リイマジン”した作品であることが告げられるや、会場からは大きな歓声が湧き上がった。使用できるのは、ソニック、テイルス、ナックルズの3キャラクター。同作は、プレイステーション4、Xbox One、PC向けに2017年春発売予定だ。残念ながら日本発売に対するアナウンスはないが、大いに期待してよさそうだ。

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 のっけっからのビックアナウンスで、いきなりファンをヒートアップさせた20周年記念イベントだが、さらに畳み掛けるように瀬上純氏(ギター)とジョニー・ジョエリーさん(ボーカル)によるCrush 40によるライブがスタート。ほとんどノンストップで、1時間以上に渡って『ソニックアドベンチャー』や『ソニックヒーローズ』からの人気楽曲を歌い上げ、会場のボルテージは最高潮となった。ステージ上で流される歴代『ソニック』シリーズの映像と楽曲の饗宴に、来場者は酔いしれた。

 iOS、Androidアプリ『ソニックダッシュ』のプレゼンテーションに続いて行われたのは、飯塚隆氏、クリエイティブ・ディレクターの星野一幸氏、さらに瀬上氏らが参加してのソニックチームへのQ&Aセッションが行われた。そこで話題として持ち出されたのは、当然のこと冒頭で発表された『Sonic Mania』で、「なぜ2D『ソニック』が蘇ったのか?」との質問に飯塚氏は、この時代に2Dグラフィックのゲームを作るのはとても難しく、卓越した才能を持つプログラマー、クリスチャン・ホワイトヘッド氏の存在があって、初めて2D化が実現したことや、『Sonic Mania』では、クラシックソニックのすべてのステージのエッセンスが取り入れられており、おなじみのステージが“リイマジン”されて登場することなどが説明された。また、いまだに待望論がある『ソニックアドベンチャー3』の可能性については、「現時点では予定していない」(飯塚氏)と断言したあとで、「ファンの方が『3』を求めているのは知っているので、検討していきたい」と語った。

 盛りだくさんの『ソニック』20周年生誕記念イベントは、まだまだここからが本番。会場では、ソニックとハローキティによるコラボやコスプレコンテスト、この秋から放送されるらしい『Sonic Boom Season2』のチラ見せ先行上映、さらには出演声優陣による生アテレコと、盛りだくさんの内容に、ファンはテンションが上がりっぱなし。とくに、ソニック役のロジャー・クレイン・スミスさん、ドクター・エッグマン役のマイク・ポロックさん、テイルス役のコリン・オショフネス、エイミー役のシンディ・ロビンソンさん、シャドウとオーボット役のカーク・ソーントンさん、キューボット役のワリー・リンガートさん、コメディチンプ役のビル・フリーバーガーさんが参加しての生アフレコは、皆さんファンの前で演じることが楽しそうで、ノリノリ。まさにチームワークもばっちりで、和気あいあいとしたものとなった。

 そのあとは、『Lego Dimensions』の“ソニック ワールドプレミア”に。E3にてソニックの参戦が発表された『Lego Dimensions』だが、そのゲームデモが世界初お披露目されたのだ。『Lego Dimensions』はワーナー ブラザースが展開する、フィギュアと連動してにアクションで、多彩なコラボが魅力(日本での発売は未定)。スクリーンに映しだされたレゴのソニックは何とも言えずユーモラス! それにしても、ハローキティといい、レゴといい、ソニックの世界が大いに広がっているとの印象だ。

 盛りだくさんの内容の20周年記念イベントもこれで終わり……かと思いきや、最後にさらなるサプライズが用意されていた。再び登壇した飯塚隆氏の口から、かねてから告げられていた“プロジェクト ソニック 2017”作品として、『ソニック』の完全新作が開発中であることが発表されたのだ。タイトルなどは一切明らかにされなかったものの、トレーラーのなかで「時代は暗黒に包まれており、世界はヒーローを欲していたが、ヒーローには手助けが必要だった」といった趣旨の一文と、2種類のソニックが並走して駆け抜けるシーンが印象的だった。本作は、プレイステーション4、Xbox Oneに加えて、家庭用ゲーム機向けとしては任天堂のNXに対応。さらにPCも加えて、2017年のホリデーシーズンに発売予定だ。

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 新作2作の発表に加えて、多彩なゲスト陣の登場など、まさにソニック25周年を飾るにふさわしいイベントとなった。

最終更新:7月24日(日)23時5分

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