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第2話 セオリー外の不動産投資が成功したワケ

ZUU online 7月24日(日)10時10分配信

ファイナンシャル・プランナーの高山一恵さんに不動産投資体験をつづってもらう連載の第二回。最初に購入した物件はセオリー外でしたが…どうやって成功させたのでしょうか?

【これまでのお話】
第1話 不動産投資では◯◯選びが大切! https://daily-ands.jp/posts/57465fed73f3217117c01860

■初めての投資物件はセオリー外の物件だった!

前回は、私が不動産投資をスタートさせた経緯をお話ししましたが、今回は、投資した物件について少し詳しくお話ししたいと思います。

私は実際に投資をする前に不動産投資に関する書籍を何冊も読みました。何冊も読んでいくと、不動産投資で成功するための物件選びの基準がわかってきましたが、セオリー通りの条件にあてはまる物件はなかなか現れず……。理想と現実の狭間で苦戦したのを覚えています。

本には、不動産投資で成功するためのセオリーとしてさまざまな条件が書かれていましたが、どの本でも共通して書かれていたのが「駅から近い物件」。駅から物件まで5分以内が望ましいが、その条件が難しい場合でも10分以内の物件にした方がよいとのこと。そして、大地震が心配される中、築古すぎる物件ではなく、昭和56年以降に建てられた新耐震基準で建てられた物件に投資する方が安全とありました。

どちらの条件もすごく当然の条件だと思いますが、最終的に私が投資したのは「駅から徒歩20分」「築年数40年」という物件でした。

■セオリー外の物件に投資したワケ

「駅から遠い」、「超築古」とまさにセオリーから外れた物件に投資をすることを決めた背景には、前回もお話しした不動産コンサルティング会社の方の存在が大きいです。

その方は、長年の経験から、この物件を見た瞬間に借り手がたくさんつくので大丈夫!だと思ったそうです。

確かに、駅から徒歩20分と遠いですが、バスが5分に1本という頻度で通っていること、周辺に大型スーパーやコンビニ、郵便局などがあり、生活するのに便利なので、駅からの距離に対するハンディーは十分にカバーされると思いました。

超築古という点については、正直かなり迷いました。というのも外観はそんなに古い!という感じはなかったのですが、室内の中は、壁はボロボロで、トイレは黄ばみ、正直、お化け屋敷かと思うほどだったからです(笑)。

ですが、ここでも、不動産コンサルの方の「ボロボロ物件ほどチャンスです」という言葉が決断を後押ししてくれました。

■裁量があるのが不動産投資のメリット!

中古の不動投資の良さは、安く買えることもそうですが、リフォームをすることにより、物件自体の価値を上げることができるところです。

例えば、株式投資や投資信託などは、値下がりしてしまったとしても、自分ではどうにもできませんよね。ただおとなしく値上がりするのを待つしかありません。

一方、不動産投資ではボロボロの物件でもリフォームすることにより、価値を上げることができます。私の場合、部屋をキレイに使ってほしいという思いがあり、女性の方に借りてほしいと思っていました。女性好みに白を基調にしたさわやかテイストの内装にしたところ、賃貸募集時には多くの女性からの申し込みが! その結果、家賃を5000円アップすることに成功したんです。

中古物件の不動産投資は、他の投資とは違い、リフォームなどを活用し、自分で価値を上げる裁量があるところが大きなメリットといえます。物件自体も安く購入でき、リフォーム費用も安くできた上に、家賃をアップさせることができたので、投資としてはとても効率の良い投資になったのではないかと思います。

■ポイントは情報と出会い

ただし、私のように最初からセオリーを逸脱する物件に投資するのはかなりの勇気がいります。いかに良質な情報を集め、信頼できる不動産会社の方に出会えるかが大きなポイントです。

次回は、情報収集の仕方や不動産会社選びなどについてお伝えします。

高山 一恵
Money&You取締役、ファイナンシャル・プランナー(CFP)。2005年に女性向けFPオフィス、エフピーウーマンを設立、2015年から現職。全国で女性の人生に不可欠なお金の知識を伝えている。FP Cafeを運営。

(提供:DAILY ANDS)

最終更新:7月24日(日)10時10分

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