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『Gears of War 4』出演声優が勢揃いで生アフレコを披露 気になる“JD”の正式名も判明【コミコン 2016】

ファミ通.com 7月24日(日)23時32分配信

文・取材・撮影:編集部 古屋陽一

●声優のアフレコは主要キャストがいっしょに集まって実施
 2016年7月21日~7月24日(現地時間)、アメリカ・サンディエゴのコンベンションセンターにて、エンターテイメントコンテンツの祭典、San Diego Comic-Con International 2016(通称:コミコン)が開催。開催初日にThe Coalitionのスタジオヘッド、ロッド・ファーガソンらが参加してのパネル“Gears of War 4: Creators, Characters and Cast”が行われた。『Gears of War 4』の日本発売がなくなってしまったのは極めて残念ではありますが、やはりせっかくの機会なので……ということで、セッション会場に足を運んだのでした。

 さて、イベントには、同作に出演する声優、JD・フェニックス役のリーアム・マッキンタイアさん、ケイト・ディアズ役のローラ・ベイリーさん、デル役のユージーン・バートさん、そして、マーカス・フェニックス役でおなじみのジョン・ディマジオさんが参加。4人がそれぞれの役を入れ替えて、即興で生アフレコを披露するなど、賑やかなセッションとなった(とくに、マーカス役となったローラさんと、息子のJD役を演じることになったジョン・ディマジオ氏が、会場を大いに沸かしておりました)。

 声優さんは、『Gears of War 4』という超大作に参加できることが感慨深かったようで、「コモドールをプレイしていたりしたゲーマーなので、ゲームの話と聞いてすぐに受けました。自分がゲームに登場できるなんて、いちばんクールなことですね」(リーアムさん)、「200くらいのゲームの仕事をしてきましたが、『Gears』ファミリーの一員になれてうれしいです。みんながワクワクしている気持ちが伝わってきて、楽しかったです」(ローラさん)、「1日4時間ほど、みんなでたくさんの収録をしました」(ユージーンさん)、「新しい仲間が『Gears』シリーズの世界に入ってきて、不思議な感じがしたよ。とにかくマーカスが戻ってきてくれて、とてもうれしい」(ジョンさん)といったコメントが聞かれた。

 さて、本作では新たな試みとして、これまではほとんど単独だった収録を、主要メンバーでいっしょにやるようにしたという。単独で収録するならスケジュール調整も簡単に済んで、演出も容易だが、あえてなるべくいっしょに収録するようにしたという。これは声優陣にも極めて好評だったようで、「相手がいるので、自然な反応ができるのがよかった」(ローラさん)、「とても楽しい作業だった」(ジョンさん)という。ファーガソン氏も、「最初は一度に何人もしゃべってしまったりして難しかったけれど、みんなプロの集団なので、バトンを渡すような感じで自分がしゃべる順番を掴んでくれたので、とてもうまくいった」と手応えを語った。


 セッションでは、JDたちの仲間であるオスカー・ディアズ役を(もしかしてケイトの父親?)演じることになったジミー・スミッツがビデオ出演(人気俳優が『Gears of War 4 』に出演するということで、大きな歓声があがった)。「オスカーは、戦いも遊びも全力で取り組む魅力溢れるキャラクターです」とコメントしていた。

 セッションの後半で行われたQ&Aでも、アツいやり取りが飛び出した。『Gears』シリーズといえば、カーマインがおなじみだが、「カーマインに息子や娘がいて、『Gears of War 4』には出てくるのか?」との質問には、ロッド・ファーガソン氏が「ゲームをプレイすれば答えがわかります」とひと言。「カーマインを愛してくれるのはよくわかるし、ありがたいです」とのことで、ファンの期待を裏切らないことになりそうな予感。まあ、どのキャラクターが登場するかはファンにもっても大きな関心事のようで、そのほかにも「なつかしのキャラクターのカメオ出演はあるのか?」との質問があったが、それに対してもロッド・ファーガソン氏は「ゲームをプレイしてください(笑)」とコメント。作り手としては、ゲームを体験することで答えを見つけてほしいとのことだ。

 『Gears of War』シリーズといえば、大量の敵と戦う“Horde”がおなじみだが、『Gears of War 4』の“Horde”は今後詳細を明らかにしていく予定とのこと。『Gears of War 3』では、タワーディフェンス的になってしまったとの反省から、どのようにディフェンスを構築するかは、完全にプレイヤーが決めるような形にしたいという。

 当然のこと、マルチプレイに対する質問もあった。これに対してロッド・ファーガソン氏は「シリーズ作ごとにそれぞれ“このバランスがいい”というファンがいます」と前置きしたうえで、「『Gears of War 4』では、『3』+αだと思っています」との方針を示した。コンバットがスムーズで、新しいモードではスピード感があり、アニメーションも改善されてロード時間が短縮される。『Gears』らしさを大切にしながら進化させたいと説明した。

 また、『Gears of War』の映画化に関しては、「これまでは“何も言えない”とコメントし続けてきたが、たぶん近いうちに話せると思うが、いまは未来に何が起こるか、ワクワクしているとだけ言っておきたい」と含みのある発言をした。どうやらいずれ何からのアナウンスがありそうだ。


 Q&Aの最後では、ファンにとって気になる謎が解明された。「主人公JDは何の略なのか?」との質問に対して、しばし答えることをためらっていたロッド・ファーガソン氏だが、ゲストであるジョン・ディマジオ氏らの催促に促される形で、しぶしぶ「ジェームズ・ドミニク」と口にしたのだ。かねてからファンのあいでは、JDのDはドミニクではないか……と噂されていたようだが、それがオフィシャルに証明されたことになる。ドミニクと言えばご存じのとおり『Gears of War』 三部作でマーカスを支えたキャラクターだが、マーカスは息子に幼なじみにして親友の名前を与えたのかと思うと興味深い。ネーミングから想像されるキャラクターのバックストーリーなども気になるところだ。

最終更新:7月24日(日)23時32分

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