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競泳・男子200背 但野(鹿島)県中新 県中体

福島民報 7月24日(日)11時0分配信

 第59回福島県中体水泳競技(競泳)2日目は23日、いわき市民プールで14種目の決勝などを行った。男子200メートル背泳ぎ予選で但野智哉(鹿島3年)が県中学新の2分11秒04をマークし、全国大会出場を決めた。
 男子200メートルバタフライの安斎叶空(二本松一3年)、男子400メートルメドレーリレーの若松三、女子400メートルメドレーリレーの郡山五も全国切符を手にした。
 今大会は予選か決勝で各種目規定の全国標準記録を突破すると全国大会への出場権を得る。
 大会は24日まで。県内103校から566人が出場している。24日は14種目の決勝などを行う。

■「最高の泳ぎ」で全国切符但野

 県中学水泳史にまた一つ名を刻んだ。男子200メートル背泳ぎ予選で自身の持つ県中学記録を塗り替えた但野智哉(鹿島3年・写真)は「最高の泳ぎができた。支えてくれた両親に感謝したい」と語った。
 幼稚園の頃に水泳を始めた。小学生時代は大会のたびに好成績を挙げていたが、中学生になり伸び悩んだ。同級生や下級生が急成長するのを見て焦った。自己ベストをなかなか更新できない悔しさをこらえ、黙々と練習を続けた。多いときで1日に9キロほど泳いだ。努力が結実し、県を代表する選手に上り詰めた。
 東京電力福島第一原発事故後、南相馬市鹿島区から新地町に避難した。生活が一変する中、水泳を続けさせてくれた両親をありがたく思う。
 24日は得意の100メートル背泳ぎに出場する。全国標準記録は既に突破している。「59秒台を出し、全国大会への弾みをつけたい」。さらなる高みを見据えた。

福島民報社

最終更新:7月24日(日)16時2分

福島民報