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【インタビュー】ザ・デッド・デイジーズ、日本デビュー

BARKS 7月25日(月)8時27分配信

元モトリー・クルーのジョン・コラビ(Vo)、元ディオ~ホワイトスネイクのダグ・アルドリッチ(G)、ブルー・マーダーやホワイトスネイクの活動で知られるマルコ・メンドーサ(B)、プライド&グロウリー、ビリー・アイドル、オジー・オズボーンなどでプレイしてきたブライアン・ティッシー(Dr)、オーストラリアでレッド・フェニックスやミンクといったバンドで活動していたデイヴィッド・ローウィー(G)という実力者が名を連ねるバンド、ザ・デッド・デイジーズが3rdアルバム『メイク・サム・ノイズ』で7月27日に日本デビューを果たす。

◆ザ・デッド・デイジーズ『メイク・サム・ノイズ』オフィシャルページ

インタビュー前編では、元々はデイヴィッド・ローウィーが中心となってオーストラリアで結成されたこのバンドだが、ジョン・コラビが参加するようになった経緯から話を訊いてみた。

──まず、どういう経緯であなたがこのバンドに参加することになったのか教えていただけますか?

ジョン・コラビ:順を追って説明すると、バンドがスタートしたのは2012年のことだ。ギタリストのデイヴィッド・ローウィーとヴォーカリストのジョン・スティーヴンスという2人の素晴らしいミュージシャン兼ソングライターによってオーストラリアで結成された。でも、当時、そこにいなかった俺には理由はわからないけど、デビュー・アルバム『ザ・デッド・デイジーズ』(2013年)をリリースして、ツアーをやっていくうちに、上手く行かなくなったんだよ。ガンズ・アンド・ローゼズのリチャード・フォータス(G)とディジー・リード(Key)がメンバーだった時の話だ。その頃バンドはキューバへ行くことになっていて、ニュー・アルバムを作る予定もあったので、誰か代わりにやってくれる人はいないかと探し始めていた。俺はディジーとブライアンとマルコのことは昔から知り合いだったこともあって、マルコが俺に電話してきたんだ。それで、テネシー州ナッシュヴィルに住む俺は、みんなに会うためにLAまで飛んで行ったら、みんな凄く良い連中で、マネージャーに「一緒にキューバへ行かないか?」と誘われた。それで2015年2月にキューバへ行って、1週間ほど滞在し、ショウを2回やったんだけど、その滞在中にマネージャーに今度は、「一緒にオーストラリアへ行って、アルバム・レコーディングに参加しないか?」と言ってきたので、俺はオーストラリアまで飛び、スタジオ入りし、昨年リリースした2ndアルバムの『レヴォリューション』(2015年)の曲作りとレコーディングをしたんだ。

──あなたが加入した当時のバンドのメンバーは、デイヴィッドの他に、ディジー・リードとリチャード・フォータス、マルコ・メドーサ、ブライアン・ティッシーというメンバーが名を連ねていましたが、一緒にライヴをしてみていかがでしたか?

ジョン・コラビ:もう最高だった。正直言って、あれだけの才能と経験を持ったメンバーが一堂に会するのは、何て言うか…物凄いことだよ。ディジーとは前にも何度かあれこれ一緒にやっているけど、彼は素晴らしいソングライターであり最高のキーボード・プレイヤーだ。それからブライアンはこれまで一緒にプレイしてきたドラマーの中で、間違いなくベストなプレイヤーのひとりだよ。マルコもリチャードも同じく凄いミュージシャンだ。だからあのライアップは最高だった。信じられないようなパワフルなラインアップだったね。プレイも曲作りも何もかもが、もう信じられないほど素晴らしかったよ。

──その後、どういう経緯でダグ・アルドリッチが加入することになったのですか?

ジョン・コラビ:2015年10月に次のアルバム、つまり新作の『メイク・サム・ノイズ』にいつ着手しようかという話をし始めた時、ディジーとリチャードが「まだ大声では言えないんだけど、俺達はガンズ・アンド・ローゼズに戻ることになったので、アルバムには参加できそうにないんだ」と言ってきたんだ。そして、リチャードが、「俺たちの代わりにダグ・アルドリッチに電話してみるというのはどう?」と言ったんだ。俺達全員、マルコもブライアンも他のみんなもダグのことは知っていたから、「OK。素晴らしいアイディアだね。さっそくダグに連絡してみよう」ということになったんだ。そしたらダグは「もちろん、喜んで」と即答してくれた。それでナッシュヴィルのスタジオに来てもらって、その場ですぐさま音を出して、プロデューサーのマーティ・フレデリクセンと一緒に曲作りを始めたんだ。

──プロデューサーにマーティ・フレデリクセンを起用した理由は?

ジョン・コラビ:マーティとは1990~1991年頃…俺がザ・スクリームに在籍した頃からの知り合いなんだ。彼は当時自分のバンドで活動していて、ザ・スクリームのショウのオープニングを何度か務めてくれたこともあった。そんな時代から彼は素晴らしいプロデューサー兼ソングライターへと成長した。それに、マーティのような人物が、アルバムのプロデュースを手伝ってくれるのは、凄くクールなことだと思う。曲をどのような方向へ持っていけば良いのか、分かってくれているだけではなく、実際に曲に手を加えることができるからね。今回も、俺が歌詞を書きレコーディングしたものを彼が聴いて、「うーん、もうひとつだな…」と言ってきたこともあった。それで2人で考えをぶつけ合いながらその歌詞をいじり、俺が歌ってみたりもした。そうやってピンとくるものに仕上げていったんだ。だから凄くクールな作業だったし、とにかく俺はマーティを凄くリスペクトしているよ。

──新作『メイク・サム・ノイズ』の制作は順調に進みましたか?

ジョン・コラビ:具体的なアイディアもない状態で、みんなでスタジオ入りしてイチから一緒に作り上げた感じだ。35日くらいで曲を作り、レコーディングし、ミキシングしてマスタリングしたよ(笑)。かなり慌ただしかったけど、それが俺達のやり方だ。どういう訳かそれで上手くできてしまうんだ(笑)。マネージメントに、「1ヵ月半くらいでニュー・アルバムを作って欲しいんだけど…」と言われて、それを俺達はいつもやってのけてしまう。どうしてそれが可能なのか、俺にも分からないんだ(笑)。でも実際、やってしまえるんだよ。

インタビュー後編では、アルバムの詳細、今後のツアーや『Loud Park 16』への意気込みを語ってくれている。

文・Jun Kawai
Photo by Katarina Benzova

ザ・デッド・デイジーズ『メイク・サム・ノイズ』
2016年7月27日日本先行発売
CD ¥2,500+税
1.ロング・ウェイ・トゥ・ゴー
2.ウィ・オール・フォール・ダウン
3.ソング・アンド・ア・プレイヤー
4.メインライン
5.メイク・サム・ノイズ
6.フォーチュネイト・サン
7.ラスト・タイム・アイ・ソウ・ザ・サン
8.マイン・オール・マイン
9.ハウ・ダズ・イット・フィール
10.フリーダム
11.オール・ザ・セイム
12.ジョイン・トゥゲザー

13.ラスト・タイム・アイ・ソウ・ザ・サン(アコースティック)※日本盤限定ボーナストラック
14.ヘルター・スケルター(ライヴ)※日本盤限定ボーナストラック

【メンバー】
ジョン・コラビ(ヴォーカル)
ダグ・アルドリッチ(ギター)
デイヴィッド・ローウィー(ギター)
マルコ・メンドーサ(ベース)
ブライアン・ティッシー(ドラムス)

最終更新:7月25日(月)8時27分

BARKS

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。