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【MLB】巧みに危機回避の田中将大に“奇術師フーディーニばりの脱出劇”と米紙

Full-Count 7/24(日) 7:10配信

得点圏に走者背負った2、3、4回、屈せず見せた無失点の脱出劇

 22日(日本時間23日)本拠地での交流戦ジャイアンツ戦に先発したヤンキース田中将大投手は、6回4安打無失点の好投でチームを勝利に導いた。相手エース左腕バムガーナーと見せた投手戦。田中は2点リードを持って降板したが、中継ぎが追いつかれて白星ならず。だが、3度得点圏に走者を背負いながらも無失点に抑えた右腕を、地元紙「ニューヨーク・ポスト」電子版では稀代の奇術師ハリー・フーディーニに例えて絶賛している。

田中将大のNPB・MLBでの年度別通算成績

 1回は3者凡退に締めたが、味方が1点先制した直後の2回は先頭から四球と安打で無死一、二塁とする。逆転の走者を背負ったが、次打者から3者連続でアウトを奪い、難を逃れた。

 2点リードの3回は、先頭から味方失策と安打で無死一、三塁とした。だが、続くパガンが放ったライトへの飛球を右翼ベルトランが好捕して、本塁へ送球。タッチアップした三塁走者を刺して貴重な併殺プレー。最後はベルトを三塁フライに打ち取って、ここでもピンチを脱出した。

 4回に迎えたのは1死満塁の大ピンチ。だが、時速95マイル(約153キロ)の速球を駆使した投球で、後続2人を捕手へのファウルフライと空振り三振に仕留め、一発逆転の危機を切り抜けた。

4回2死満塁の大ピンチを空振り三振で切り抜け、渾身の雄叫び上げる

 記事では、守備の助けを受けながら田中が見せた3度にわたる危機脱出劇を、20世紀初頭に“脱出王”の異名で大人気を博した稀代の奇術師になぞらえ「脱出の天才フーディーニに捧げるパフォーマンスだった」と絶賛した。

 ジラルディ監督は試合後、4回に直面した1死満塁という絶体絶命のピンチを振り返りながら、「何度か追い詰められたが、必要な時に94マイルや95マイルの速球で押せた」と好評価。2死満塁からブランコを95マイルのツーシームで空振りに仕留めて華麗なる脱出劇を完成させた田中は、マウンド上で渾身の雄叫びを上げ、「試合の状況によって感情が爆発してしまうことがある」と通訳を介して話したそうだ。

 本人ばかりかファンも大興奮したフーディーニばりの危機脱出。時に感情を爆発させる迫力満点の投球で、後半戦もチームを牽引していきたい。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7/24(日) 7:10

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