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氷やビール 猛暑でフル操業 岡山県内工場が前倒し増産

山陽新聞デジタル 7月24日(日)10時8分配信

 夏の最需要期に入り、岡山県内の氷製品やビール、アイスクリームの工場がフル操業を続けている。例年より梅雨明けが早い地域が多い上、今夏は猛暑と予想されていることから、各社は出荷増を期待。昨夏より生産を前倒ししたり、従業員を増やしたりして体制を強化している。

 コンビニのアイスコーヒー用の「カップ氷」を手掛けるアイスライン(岡山市北区青江)は、昨年より1カ月ほど早い3月中旬から増産体制に入っている。

 「コンビニカフェが浸透して年々出荷量が増えている。今年は猛暑の予報もあり、増産を早めた」と同社。西大寺工場(同市東区西大寺新地)では、生産を担当する従業員を通常の2倍の約70人に増員。土曜の休みを返上して週6日間、午前8時から翌日午前2時までの2交代で操業している。

 4台の製氷機をフル稼働させ、1日約10万個を生産。シーズン全体で前年比10%増の出荷を見込む。ピークは例年なら8月末までだが、「残暑が長引けば9月も増産体制を続ける」とする。

 6、7月に年間の約2割を生産するキリンビール岡山工場(同瀬戸町万富)もフル操業が続く。ビール、発泡酒、第三のビール、酎ハイなどの中四国唯一の生産拠点。24時間3交代勤務で缶製品のライン2本を稼働させている。

 5月に発売した主力ブランド「一番搾り」のご当地シリーズの販売が好調で、7月の生産量は前年より約18%増える見通し。今後の天候次第では休日の稼働も検討しているという。同工場の担当者は「梅雨の時季に蒸し暑い日が続き、消費が増えた。ビール市場は縮小傾向にあるが、この夏はしっかり売り込みたい」と話す。

 7、8月の稼働日を増やして需要増に対応するのは、アイスクリームなどを製造する乳製品メーカー・オハヨー乳業(岡山市中区神下)。果汁入りシャーベットに果肉と氷の粒を混ぜた新製品など38種類をラインアップし、7月の生産量は前年より増える見込み。「各地で梅雨明けが発表されてから、販売量が増え始めた。予報通り猛暑日が続けば、一気に伸びそう」と期待する。

 岡山地方気象台によると、中国地方の7~9月の平均気温は例年より高く、猛暑日が増える可能性が高いとしている。

最終更新:7月24日(日)10時8分

山陽新聞デジタル

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